夜間思考実験ー唯識的なー
目で見た景色、触れるもの、
全てがそこにあるという考え方が当たり前ですね。
唯識論ではこれをひっくり返したような感じに捉えます。
心の中、つまり自分という空間の中に
世界があって
目が世界を構築していて、
触れた瞬間にものが生まれる。
そんなふうに考えます。
科学の空想的な理論で
この世界はゲームの中のようなもので
あるようでないという発想。
どっちが正しいのかは実は証明できないのかも知れません。
唯識的な思考の素晴らしさは
外の世界がたとえ雨でも
心の晴天を外界に映し出せるというところでしょうか。
ロマンを感じるのはそういうところです。
考え方ひとつで明日が変わる。
人の夢を見つつ
斑鳩入鹿