滝に打たれて清らかになりたい思考/あるいは滝壺で泳ぎたい衝動
滝の素晴らしさは、その神秘的な要素に由来しています。
滝は自然の力強さと美しさを象徴しており、私たちに深い感動を与える存在です。
滝には水と精霊という二つの要素が関わっています。
水は生命の源であり、私たちの生活に欠かせない存在です。
滝の水は、高い位置から勢いを持って流れ落ちる姿が特徴的で、その迫力と美しさに人々は魅了されます。
また、水は清らかさや浄化の象徴としても捉えられることがあります。
精霊とは、自然や自然界に宿る霊的な存在を指します。
古代からさまざまな文化や宗教で、滝には精霊が宿っていると信じられてきました。
滝の水の流れや音が、精霊の存在や活動を象徴していると考えられているのです。
そのため、滝は神聖視され、特別な場所として扱われてきました。
僕はこのような神秘性に惹かれています。
滝の近くに立つと、迫力ある水の流れや轟音に包まれ、自然の力強さや存在感を感じることができます。
また、精霊の存在を感じるというか、それらの信仰や神秘的な要素も、滝に訪れる魅力の一つです。
滝の周りの雰囲気や景観は、私たちに癒しやリラックスをもたらし、心を豊かにしてくれるのです。
滝に打たれてみたいと思っています。
僕は水が苦手です。泳ぐことが出来ません。
ですがいつかあの滝壷を泳いで身を清め、滝の下まで行き、滝に打たれたいと思っています。
心身一如、水と一体化できるような気がするからです。
水の呼吸、という言葉が流行りました。
水の中では呼吸はできませんので、本来は水と呼吸という相容れない要素を組み合わせた言葉の組み合わせは面白いと思いました。
水と共にある身体。
しかしながら、その水の中では生きられない人間。
求めるが多くてもダメ、足りなくてもダメ。
不思議な身体に神秘性を感じることがあります。
滝に打たれて清らかになりたい。
この清らを欲する気持ちが伝わってくれたら幸いです。
何の変哲もない戯言ですが。
斑鳩入鹿