毎日をご機嫌に②〜セロトニン〜
光を浴びることもセロトニンの分泌を促す事のひとつ。
本日はセロトニンと光の関係について詳しく説明します。
光とセロトニンの関係
1. メカニズム
- 網膜から入った光が脳の視床下部に伝わる
- 体内時計(サーカディアンリズム)が整う
- セロトニン分泌が促進される
- 夜になるとセロトニンの一部がメラトニンに変換
最適な光の浴び方
1. 朝の光浴び
- 起床後30分以内が理想
- 15-30分程度の継続時間
- できるだけ直射日光
- 曇りの日でも効果あり
2. 推奨される時間帯
- 午前6時〜8時が最適
- 午前10時までが次点
- 正午前後は紫外線対策必要
- 午後も短時間なら効果的
具体的な実践方法
1. 通勤・通学時
- 少し早起きして歩く
- 駅まで遠回り
- 日向がある道を選ぶ
- サングラスを避ける
2. 休日の過ごし方
- モーニングウォーク
- ベランダでの日光浴
- 朝の庭仕事
- 早朝のジョギング
3. 室内での工夫
- カーテンを開ける
- 窓際で過ごす
- デスクを窓に向ける
- 明るい照明を使用
季節ごとの対策:
1. 春・秋
- 比較的取り組みやすい季節
- 朝晩の光浴びを習慣化
- 花見や紅葉狩りを活用
- 行楽と組み合わせる
2. 夏
- 早朝が最適
- 熱中症に注意
- 日傘や帽子の活用
- 短時間で効果を得る
3. 冬
- 光を浴びる時間を増やす
- 晴れた日を特に活用
- 昼休みの外出を心がける
- 必要に応じて光療法
光浴びの注意点:
1. 健康管理
- 紫外線対策
- 水分補給
- 体調に応じた時間調整
- 疲労を感じたら中断
2. 効果を高める組み合わせ
- 軽い運動との組み合わせ
- 深い呼吸を意識
- リラックスした状態で
- 自然の音を楽しむ
3. 避けるべきこと
- サングラスの常用
- 長時間の直射日光
- 暑い時間帯の無理な外出
- 睡眠直前の強い光
継続のためのコツ:
1. 習慣化のポイント
- 毎日同じ時間帯に
- 無理のない時間から始める
- 天気予報をチェック
- 楽しみを見つける
2. モチベーション維持
- 気分の変化を記録
- 睡眠の質をチェック
- 体調の変化を観察
- 小さな目標設定
これらの方法を、自分の生活リズムに合わせて取り入れることで、効果的にセロトニン分泌を促すことができます。特に朝の光浴びは、一日のリズムを整える上で重要です。
出来る事を少しずつ。
私は朝の散歩からはじめてみます。