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2024年夏季休暇。ひとつ、あきやさん講演会。

9月始めに夏季休暇と称して連休を取りました。
この時期にしたきっかけは、2024年1月にあきやさんの自問自答ファッション教室のご縁を頂いたこと。
地方からの参戦。夜遅くまでかかると噂をおみかけしていたので少なくとも後泊。
翌日、もしくは翌々日くらいまでお休みを取りたい。普段の土日、2日間のお休みでは到底たりなかったので、ここだ! と思いました。
春になって、幻冬舎大学(現:幻冬舎カルチャー)様から講演会日程が発表されたときに、あれれちょうどお教室のために東京には参りますねもし講演会にも伺えたらスペシャルだ~とうきうき。
講演会3回目は抽選になったので、ご縁次第だなぁと思っていて。
嬉しいことにご用意頂けたので、お教室から考えると前泊も追加。
余談ですが友人のひとりが少し前から関東で一人暮らしをしておりまして。
会いに来てね、ゆっくり話したいから泊まりに来てね、宿扱いでもいいから顔をみせに来てねと折に触れて連絡をくれるのをいいことに会いに行く予定を組み合わせて。
すっかり、小さくもない旅行予定でございました。

旅程は
DAY1 ✈ 友人と観光。友人宅泊。
DAY2 フォロワーさんと講演会。友人とごはん。友人宅泊。
DAY3 自問自答ファッション教室。ホテル泊。
DAY4 ふらふら試着。フォロワーさんとお茶。✈

楽しく飛び回っていたお出かけ自粛期間前でもなかなか組まなかった旅程の長さで、正直なところ体力が続くか心配でしたが案外とどうにかなるものですね。
楽しいことには、動ける。
身体って正直だなぁと思っています。
ひとつずつ参りますが、今回はあきやさんの講演会の書き起こしです。

*****
あきやさんの講演会としては2冊目の本の出版記念、2024年の3回目。
予定されていた中では最終回。
もう少しアーカイブ購入できるので、少ないとは思いますが迷いこんでいらっしゃったお方がいらっしゃったらどうぞです。


初めての現地参戦。
以前からお世話になっている大好きなフォロワーさんとご一緒いただけたこともあり、そわそわはしてもそこまで臆することなく伺えました。
これまでも「楽しそう~」と見かけては各種 セミナーや講演会へ伺うことはありましたが近年少人数開催のものばかり選んできたので、こうにぎやかで朗らかなのに濃密な空間は久しぶり。
いろんなところでご挨拶が交わされていて、現地までいらっしゃる皆様はやっぱり自問自答しきっている先輩方で、既に交流がおありの方々も多いのかしらとぽやーっとしておりました。

あの空気感にどこか既視感を感じた気がしていましたが、つい最近みつけた気がします。
コミック系のイベントの一般入場前の、穏やかだけどわくわくとそわそわが募っていく雰囲気が近そう。
締め切りを越えて、人によっては睡眠も足りてはいなくて。でも楽しみにしていたイベントなのでネイルやメイクもそれなりに頑張りたくて気合いも入る。
ひとつ壁の中に入ったら趣味の仲間たちがそれぞれの最新の好きを広げている空間。
スペース設置もほどほどに、ご挨拶と差し入れ、目についたお互いの新グッズを讃えあう。
一般入場前だからこその作り手たち、戦士たちばかりの小さな集いがそこかしこ。みたいな。

何年前の記憶でしょうか……やってること変わってないなぁわたし。
キリがないのでそろそろ講演会内容にまいります。

今回は身につけてほしいこと。として大部分が進みます。①勝手力。
猪木さんだから、ビンタされたい。
ピーコさんだから、ファッションを切られても嬉しい。
一般人からいきなり殴られたり切られたら、傷害事件。
あなたも私もピーコさんではない。
求められていないアドバイスは、不要。

冒頭から、頷きしかありませんでした。
友人だと思っていたおんなのこ相手でも、ランチのお店に座ってすぐにおもむろに手を握られてネイルに注文をつけられたり、待ち合わせしてすぐに「その帽子可愛いね。でもベレー帽っていうのはこうやってかぶるものよ。知らないのね」とぎゅっと押さえつけられても、何も嬉しくない。
ネイルくらい好きに塗らせて。だとかベレーのかぶり方が世界でひとつしかないわけがないでしょう。と反論するのも面倒なので、放っておくわけですけれど。
これからも、聞こえない🙉

勝手力を高めるメリット
・自由であること。
・センスが磨かれる。
・気が合う人が集まってきてくれる。

気の合う人、のお話が興味深かったです。
集まってくださるのは、2種類いて。
同じセンスの人か、心が広い人。
あきやさんだからこその懐の深さでありあたたかさだと思って聞いておりました。
どっちですかー✋ と頂いた時には
私はあきやさんの考え方もセンスも大好きですが、コーデを3セットや1セットに絞ることはいまのところ到底難しいと思っているので、同じセンスと大きく手を上げられるほどではない気もして。
2択としては迷いました。

ここに来ているのは知的好奇心が高くて、心が広い人しかいない。
あきやさんが信じて下さるから、この空間はこんなにも穏やかで笑顔がつまっている。とても稀有な場所だと思います。
暖かくて、穏やかな世界がこれからも続きますようにと祈っています。

・どのデザイナーさんに近いかな?
消去法でジル・サンダーの夫妻に手を上げました。
曜日に合わせて、なんとなーくのルーティンですごしている……つもり。

そしてカールラガーフェルドさまの机を検索しました。
ねこちゃんのお写真と並んですぐ見つかったお写真に(作業に没頭していると、なりますよね)と思ってしまって、だめだなぁと思いました。
流石にNYまでは遠かったので伺えなかったけれど、見に行きたかったのですよねとしみじみ。
美術館という場所も大好き。
メトロポリタン美術館はずっと前からいつか伺いたい場所のひとつ。

身につけて欲しい力②自作自演力。
たぶんわりとあると思う。とは思いましたが、ランドや銅像を作ろうと考えたことはなかったので新たな切り口を頂いた気分です。
「4分間」も、「自分の会」も……なんだろう。
準備をしてから挑もうとすると、迷いますね。
ゆっくり考えたいなと。

ワークのヒントを眺めていたら、たくさん○をつけたくなってしまって、もう少し整理したいなぁと、いつもどおりまとまっていなかったです。
#コンセプト会のワーク は保留。

身につけて欲しい力③自画自賛力。
これもないわけじゃない、かなと思いました。
私が好きなものは、大きく掲げると
LOVE
SMILE
HAPPY
です。

大好きな人たちがたっくさん笑える世界。
皆様がにこにこしてると、私も幸せ。
に尽きる。

だから可愛いねも美味しいねも、ご一緒下さる方にすぐ口にする。
今日暑いね、休日の都会って人多いね、という素直な感想と同じくらい何度でも口から出ちゃう。
そういうところは、素直にやらせてもらってます。
お世話になっている皆様、自由に過ごさせて下さってありがとうございます。

暫定コンセプトで2択。
①人間
②頭
③昼?
④非日常
⑤人と関わる
⑥高揚
⑦与えたい
⑧重要じゃない
⑨柔らかい雰囲気
⑩たくさん必要(きっとある程度までしか減らせない)
暫定は暫定ですが、これはこれで。

書き起こしはこれくらいかな。

すっかり忘れておりましたが当日のお洋服は、デザビレに続いてミューラルのスカートでした。
オパールとプチパールのオープンリング。

帰りの電車のなかでパシャリ。

枠外としては、私の定番白いフリルブラウスにプラスチックパールのネックレス。
……と思ったら当日ちゃんとぬけがら残してました。

友人宅にて。

帽子はバライロノボウシさんのフリルベレー。
フリルがこのとおり結構大きくて華やかなので、地元だとなかなかかぶる機会がなく。かぶれて嬉しかったです。
右手につけてたおかげでスカートとはうつっていなかったパタリ-さんのリングもこっちにはあった。
あの日の私ありがとう。
結局枠外なのはチョノのアトリエトート、ピーコックグリーンくらいかな。


せっかくなので、もう少しコンセプト会のワークへに少し意識を向けてみます。ここからは、講演会当日ではなく9月末時点。

「需要がなくてもやっていたこと」

学生時代を考えると、街を歩くこと。
新しいお店をチェックすること。
その上で、一緒に楽しんでくれそうな人とそろぞれの場所へ行くこと。あたりかなと、ぼんやり手繰り寄せてみます。

学生時代は時間と体力が今よりもあった。昔から歩くことが好き。
知らない道を歩いて、お気に入りを見つけたときのわくわくが楽しくて、表通りだけではなく細い道の先にあるお店にひょこっと入ってみる。
思ってたのと違ったり、興味が薄いジャンルだったら速やかに退散。
歩いていける範囲、なのでたかが知れていますけれど、地元をぐるぐるしていました。
例えば商店街の2階にある天然石屋さんには少しだけカレンシルバーの取扱がある。
デパート近くの小道を入ってすぐのところにあるアジア雑貨屋さんの店頭には木彫りのねこさんやカエルさんのお香立てなんかが目立つけれど、入ってみたら麻や紬のお洋服もある。タイシルクのストールがお手頃価格で可愛い。
あの道を進んだ先には急に緑溢れる古民家カフェがありますね。
みたいなこと。
同じテンションで、あそこの角のアイリッシュパブのハッピーアワーが気になります。
新装オープンと花輪が出ていたカフェはパンケーキの盛り付けが可愛かったので(私は生クリームはほんの少ししか食べられないけれど)おんなのこは好きそうです。
という感じ。
ジャンルは雑貨屋さん、お洋服、カフェ、居酒屋問わず。

知ったときにすぐに伝えたい誰かがいるわけでもなく、当時アクティブに使用していたSNSもなかったのでぜーんぶ頭の中に蓄積されていく。
集積データを利用するのは主に友人たち相手。
だれかの誕生日が近いだとか、お世話になっている方へのお礼等のプレゼントを探しに行くにも、ご飯のお店を選ぶにも、「こういうのがいいよね」とふんわりと話題に上ったときに候補をいくつか引き出してくるので友人たちが笑っていた、くらいの話。

というのも、ホット○ッパーが紙冊子だけだった時代です。
最初は月末に手に入れては、気になるお店をチョキチョキ切り抜いて「ここと、ここが気になっています」と提示していたし、チェックするのが好きなおともだちと「同じのが私も気になってた~✨」と盛り上がったりもしていました。
最初は難しく感じていた地図を見慣れてくると、だいたいわかるようになる。
お酒を飲みたいか、ご飯の量はどれくらい希望か。カクテルなのか日本酒なのか。
お祝いのケーキがつけられること、デザートよりご飯ものがしっかりあること。
仲良しのおんなのこと行くお店と、サークルでメンズも一緒にわいわいできるお店は重なっていることもありますが、全て同じではない。
楽しくチェックをしては、友人たちと出掛けていました。
飲み放題付き予算3000円でも選択肢がわりとありましたのよ。
ほろ酔いのまま大学教授を引っ張ってプリクラ撮りにいったりしましたね、あれはあれで楽しかった。

単純に美味しいもの楽しいことが好き。
新しいことに出会うことに恐れが少ない。
失敗もまた糧となると思っている。
だから次から次へと、ふらふらと歩き回っては頭の中にある地元のおすすめマップの書き込みが増えていく。
それが、特定の友人から「歩く○ットペッパー」と言われていた所以だと思っています。

あとは、そもそもの視野が広くもあるし、瞬発力が高い、とも昔から言われていたのかな。
一緒に道を歩いていても「さっきあそこに○○があったよね」のチェック数が違うそう。
回転が早い、と頂くこともあるけれど、視線の端に捉えた看板の見出しがなんとなく頭に残っている程度の話。
近年テレビで同年代のアイドル? が自己分析として仰っていた「地頭が良い」がやけにしっくりきて、最近は時々お借りしています。

映画の感想を書くサイトに入り浸っていた時期もあるし「″心を動かされた何か″のことを記録しておく」ことが好きなのかなと。
特に文章にすることが得意なわけではない。上手いとも思っていない。誰かに認めて欲しいわけではなくて、ただ自分が感じたことを綴っていく。
雑誌に箸休めのように載っているミニコラムみたいなものを続けていくのも、楽しいかもしれないです。

タイトルを決めて、番号を振っておいて、数がたまったらどこかにまとめても記念になりそうです。
なんとなく、ひとつの方向性が見えてきたかもしれない。
もう少しねりねりします。

ながくなりましたが(いつものこと)夏休み、ひとつめでした。
最後まで読んでくださりありがとうございます。

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