ふたつでひとつ
あの店であれを食べると、決まってあの店のあれを食べたくなる。みたいなことってないだろうか
わたしの場合は、職場の食堂で"きつねうどん"を食べると必ず、雪印メグミルクの"ほろにがコーヒーゼリー"が食べたくなる
その流れを繰り返しすぎたからなのか、最近は食堂に入り"きつねうどん"を注文し、だしの香りがするとたちまち脳内に雪印メグミルクの"ほろにがコーヒーゼリー"が浮かぶ
つまりは、味覚だけでなく、食堂の雑音やおぼんを持つ感覚、麺コーナーの風景、だしの香り等を五感で感じ、そこから、その先のコーヒーゼリーを脳が思いだすのだから、人間って不思議なものだ
"きつねうどん"を食べながら、このあと雪印メグミルク"ほろにがコーヒーゼリー"を買いにいき食べるかを考える
しかし、とうの昔に食べるか食べないかではなく
食べたい気持ちを我慢できるかどうかの戦いになっている
わたしの中ですでに"きつねうどん"と雪印メグミルク"ほろにがコーヒーゼリー"はふたつでひとつなのだ