コーチングって何? 私に必要なの!?
<Point>
コーチングって何?って聞かれたときに、いろんな説明の仕方が人によって違うと思うんですが、私は、コーチングを一言で言うと、
「相手のやる気を引き出し、ありたい姿の実現をサポートするコミュニケーション」
って説明します。
私は、この「引き出す」って部分が、人と関わる、特にマネジメントをしたり部下を持つ立場の方や、子育てをされてる親の立場の方にとっては、もう何よりも必須のスキルだと思っています。
<Reason><Example>
私はイライラの上手なコントロール方法『アンガーマネジメント』の講師をしていますが、講師としてアンガーマネジメントをお伝えしていく中で、コーチングの必要性に気付いてコーチングスクールで真剣に学びました。もちろん、認定コーチ(プロコーチ)の資格も持っています。
(私の学んだコーチングスクールはこちら↓)
アンガーマネジメントだけじゃ、イライラは解決できなってこと?
っていうと、そういうわけじゃありません。
アンガーマネジメントでは、「こういうときはこうやって対処しよう」っていうテクニックや、「こんなシーンでついカッとなりやすいから、こういう考え方を身につけるといいよ」というアドバイスができます。
じゃあ、どうしてコーチングも必要なのか?
実際の仕事や日常の生活で起こってくるイライラっていうのは、「よしこのテクニックを使おうって」スムーズに最初から使いこなすのは難しいんですよね。
数学の公式なんかと同じで、公式の使い方や便利さは分かったけど、実際に問題を解こうと思うと、その公式をどう当てはめていいかわからない。問題によっては、単純に公式を当てはめるだけじゃなくて応用しないと解けない。
もちろんアンガーマネジメントにしても数学の公式にしても、人によっては最初からうまく応用までできる人もいるかもしれませんが、私は苦手な方ですね。
で、結局多くの人がここでつまづいちゃってるんです。
じゃあ、どうしたらいいのか?
「実際の具体的なシーンでどうイライラして困っているのか」に当てはめて、テクニックの使い方を教えてあげることが大切なんですね。
そのためには、相手から「これまでどんなことに怒れてしまって辛かったのか」「何がどう変わったら良いと思っているのか」といったことを上手に引き出してあげることが重要になってきます。
まさに、ここでコーチングの「引き出す」が鍵になってきます。
この相手の状況をうまく引き出せないまま、アンガーマネジメントテクニックのアドバイス
をするとどうなるか?
相手からしてみると「そのテクニックはわかるけど、私の問題はそこじゃないんだよな」のように思わせてしまうことがあります。
でもこれって、アンガーマネジメントに関わらず、仕事でも日常の生活や友人との会話でも、こんなコミュニケーションの失敗よくあるシーンじゃないですか?
相手から上手に引き出した上で、その状況に当てはめたアンガーマネジメントのアドバイスができると、相手は「これならできそう!やってみたら効果がありそう!」って感じることができます。こう思えたら、実際にその状況になったとき、アンガーマネジメントを使えるようになるんです。
<Point>
アンガーマネジメントに関わらず、相手から上手に考えを「引き出す」ことができるのって、ものすごく大切なんですね。
部下を持つ上司の立場であれば、これができるかできないかで部下からの「信頼」は大きく変わってきます。
子育て中のお父さんお母さんであれば、これがうまくできないと「お父さんお母さん、私のこと全然わかってない」って思わせてしまいます。
「部下を持つ立場」「親の立場」意外にも、じゃあフリーランスで一人で仕事してるって方には必要ないかって、全然そんなことないと思います。
職種にもよるかもしれませんが、フリーランスだって、クライアントの要望をうまく引き出すスキルって絶対に必要って感じる方が多いんじゃないでしょうか?相手からしてみても、自分の要望を「引き出してもらった上で」解決してもらえたら満足度は必然的にものすごく高くなるんじゃないでしょうか。
この「引き出す」という必須スキルを習得できるのが”コーチング”です。
こちらの『いからずnote』やYouTubeの『いからずチャンネル』では日常で使えるアンガーマネジメントのテクニックや、今回のテーマのコーチングのコミュニケーションの使い方をお伝えしていますので、ぜひフォロー・チャンネル登録をしていただいて、一緒に学んでいってください!
やっぱり、アンガーマネジメントもコーチングも少しずつ学んで日常で使いながら習得するのが一番ですので!
それではまた!