見出し画像

駒大岩見沢-盛岡大付 2008年夏の甲子園2回戦

2008年センバツの開幕戦に登場した駒大岩見沢ですが、21世紀枠の成章(愛知)に2-3で敗れ初戦敗退でした。
相手のエースが小川泰弘(のちにヤクルト)だったということを考えれば、仕方のない敗戦だったとも言えましょう。

大会後、長らく駒大岩見沢を率いてきた佐々木啓司監督が退き、教え子の高橋真次氏が監督に就任します。
高橋新監督は選手時代、1992年センバツに出場しています。

秋からセンバツにかけては、エースは左横手投げの板木勇幸。2番手は前年秋の神宮大会でも登板した、内野手兼任の古川翔。この2枚体制だった駒大岩見沢ですが、春は投手陣を再編成します。
センバツではベンチ外だった3年生右腕・沼舘義治が背番号1を背負い、さらに制球力のある2年生右腕・小川貴寛も台頭。古川は野手に専念することになっていきます。

春季大会で沼舘を見たときは良い投手だと惚れ込んだのですが、夏は調子を落としてしまい、再び板木が主戦となり勝ち上がりました。
当時の2年生部員・I君の姉が私の同僚という縁もあり、北北海道大会決勝の白樺学園戦は会社のテレビで昼休みに観戦しました。1回裏に5番及川雄貴が2ランホームランを放つと、「おぉ~っ!」と歓声が上がったのを覚えています。
試合は5-3で駒大岩見沢が勝ち、春夏連続の甲子園出場を決めました。

夏の甲子園は・・・春に続いてまたまた開幕戦に登場! どんなくじ運なんでしょう。

ここから先は

6,789字 / 2画像
この記事のみ ¥ 280

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?