北海-聖光学院 2016年夏の甲子園準々決勝
北海は前年(2015年)夏の甲子園にも出場しますが、開幕戦で4-18で鹿児島実に大敗。
投打に自信のあるチームだったのですが、開幕戦直後の試合で暑さにやられてしまう選手が続出してしまいました。
前チームよりは劣るという評判の2016年世代。秋は札幌支部予選で立命館慶祥に0-6で敗れて初戦敗退。春は札幌支部予選で3勝しますが、決勝で札幌日大に2-4で敗れて全道大会に進めませんでした。
しかし春は、甲子園の鹿児島実戦でも登板経験がある3年生エース・大西健斗が投げていません。
そのあたりの事情を理解しない高校野球雑誌の評価は軒並み低いものでしたが、私は夏の南北海道大会の優勝候補の一角であると認識していました。ブログにもそう書いています。
キッチリ仕上げてきた夏は快進撃を見せ、南北海道大会決勝では、最速144キロ右腕・倉内凱之が(おそらく)故障していた札幌日大に7-2でリベンジし、2年連続の甲子園出場を決めました。
近年の北海は、このように秋や春にふるわなくても、夏にしっかりと仕上げてくるようになっています。
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