Vol141 札幌に移住をするならどの地域がおススメ?
日本最北の政令都市「札幌市」は、移住者にも人気の街です。
そこで、札幌に移住するならどの地域が良いのか?
5つの地域に分けてその特徴について書いてみました。
札幌に興味がある方は、ぜひ、ご参考にしてください。
こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 札幌市とは
札幌市は、日本最北の政令指定都市であり、内陸の市町村の中で最も人口が多い都市です。
全国の市の中でも横浜市・大阪市・名古屋市に次ぐ4番目の人口を有しており、北海道全体の人口の約4割弱(約37%)が住んでいます。
その札幌市はJRと3つの地下鉄路線・市電、そしてバスが運行をしており、交通網が整備された便利な都市です。
2⃣ 札幌市の5つの地域の特徴
JR札幌駅を中心とし、5つの地域の特徴は次の通りです
① 駅周辺の地区
駅周辺の地区は、中央区のJR札幌駅周辺から大通り及びすすきのから中島エリアまでを指します。
「地下鉄南北線沿の札幌駅から中島公園駅まで」または、「路面電車が走るエリア」と考えても良いです。
飲食店や商業施設が重なり、国内でも有数の繁華街もあります。特に、路面電車の沿線は、便利に暮らすことができます。
また、駅周辺の地区であれば、JR札幌駅まで自転車で移動することもできます。最近では、「サイクルシェア」と呼ばれる都市型コミュニティサイクルが整備され、街中に置かれたポート(専用駐輪場)からポートへ、自由に自転車の貸出・返却ができるシステムが人気を呼んでいます。
② 東地区
東方面は、、白石区及び厚別区の新札幌駅周辺を指します。
国道12号線が旭川へ、国道36号線が新千歳空港へと延びており、交通の便利はとても良いエリアです。
しかし、一方では交通渋滞が頻繁に発生しており、喧騒としたイメージがあります。
また、古くから開かれたエリアでもあり、「治安が良くない」といった声もあります。
③ 西地区
西方面は、中央区の円山公園エリアを指します。
近年、最も人気のエリアです。
花見の名所として札幌市民に人気の円山公園があり、札幌で一番オシャレな街とも言われています。
札幌の中心地区からも、電車を利用すれば5分程度にあり、通勤はとても便利です。環境も良く子育て世代にも人気を得ている一方で、地価や家賃が高騰してきているのがデメリットです。
④ 南地区
南方面は、南区の澄川から真駒内周辺を指します。南区は大きなエリアで大半が山になります。南方面は大学や学生が多く、物価が安いのが特徴です。店舗も多く、古くから札幌の住宅圏として栄えてきました。
地域にも活気がある一方で、坂道等も多いことから、高齢者には暮らしにくい面もあります。
⑤ 北地区
北方面は、北区の麻生、東区の伏古と呼ばれるエリアを指します。
近年最も住宅開発が進んでいるエリアです。
道路が整備されて、大型スーパー等の立地も進み、また同じ人気の西方面と比較しても、まだまだ地価や家賃は安いのが特徴です。
ただし、地下鉄の終点駅よりも北側になると、交通機関がバス路線だけとなり、少し不便になります。
3⃣ 札幌市の就職事情
札幌市は横浜市・大阪市・名古屋市と比較し、明らかに企業数が少ない地域です。
そのため、「札幌市に移住をしたが、就職先が見つからない」と言った声も良く聞かれます。
そこで、札幌市に移住をする際には、仕事を事前に決めておくことがおススメです。
例えば、東京圏にお住まいの方は、東京駅から徒歩3分の「札幌UIターン就職センター」がおススメです。
札幌市に詳しいキャリアカウンセラーが、就職相談だけでなく、住宅、子育て等の移住についても相談を行っています。もちろん、ウェブサイトで企業情報を確認することも可能です。
もしも、移住後に仕事を探すのであれば、札幌市では北区をのぞく9区の各区役所等にハローワークと共同で運営する「あいワーク」が設置されています。
ちなみに、北区には「札幌市就業サポートセンター」が設置されています。
4⃣ TOPの画像
最後に札幌市の画像です。
札幌市は大都市でありながら自然環境にも恵まれ、ストレスフリーで暮らしやすく、充実したライフスタイルを実現できます。
とくに、冬の暮らしを心配される方もおられますが、北方型住宅は気密性も高く快適に暮らすことが出来ます。
札幌市はどの地域であっても、地下鉄を利用すれば20分以内で、JR札幌駅と結ばれています。ぜひ、自分にあったエリアに暮らしてみてください。
最後まで読んでいただき有難うございました。
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