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Vol201 雪国に移住して暮らす!そこで、5つの不安を一挙解消!

雪国に移住して暮らす!雪景色に魅了されて移住を希望する人はたくさんいます。その一方では、雪国での生活に不安を感じる人も少なくないのが現実です。
そこで、雪国に移住を希望する人が持つ、「5つの不安」を解消してもらうために書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 雪国に移住して暮らす5つの不安


白銀の美しい雪景色を眺めながら暮らしたり、スキーやスノーボードに代表されるウィンター・スポーツを趣味したり、雪国への移住を希望する人はたくさんいます。
しかし、その一方では、雪国での生活に不安を感じる人も少なくありませんね。

1.除雪の不安

 


「雪はどのくらい降りますか?」

これは、雪国に移住を希望する人から、いつも聞かれる質問です
たしかに、雪国の生活は慣れていないと不安に感じます。
しかし、雪は災害ではありませんし、雪国で皆さん生活をしているですから、心配する方がおかしいことにもなります。
まして、昨今では高齢者の一人世帯も少なくありません。

そこでお伝えをしたいのは、降雪量ではなく積雪量がポイントになるということです。
いくら雪が降っても、除雪が行き届いて、積雪が少ない状態を保てるのであれば、日常生活に大きな支障はきたさないからです。

また、近年では、家庭用の小型除雪機も普及しており、除雪作業も楽になりました。
特に大切なのは、家の前の道路(前面道路)の除雪力です。
道路は、国道、県道、市(町)道、私道等に分類されます。
管轄所管によって除雪作業も異なることになります。
除雪車は順番に回ってきますので・・・

家の前の道路が、いつ除雪されるのか?
どれくらいの頻度で除雪してもらえるのか?
これが除雪力になります。

自治体によっても、この除雪力は異なりますので、移住の前に、十分にチェックすることが必要ですね。

2.雪道運転の不安


    
雪道の運転に不安を感じる人も少なくありません。
例えば、北海道の道路ならば除雪を考慮し、本州よりも路肩が
広くなっています。
また、交通量も少なく、坂道・トンネルも本州と比較しても
少ないことで、安心して走ることができます。
そして、道路の除雪力によって、雪道運転の不安も違ってくることになります。
先ほどの述べた通り、道路の除雪力は自治体によって違ってきます。

また、市内の自動車教習所では雪道運転教室を実施している自治体もあります。これならば、雪道に慣れていない人も安心ですね。

3.雪下ろしの不安 


屋根の雪下ろしは、とても重労働です。
しかし、この雪下ろしも地域によって随分と異なります。
何故ならば、雪質が異なるからです。

例えば、「北陸や東北で見る雪下ろしを、北海道では見たことがない」と、言った話しを聞きます。
北海道のパウダースノーはとても軽く、三角屋根ならほとんど雪下ろしの必要はありません。
また、敷地が広いことで、屋根からの落雪がお隣の敷地に入ることも気にせずに暮らせます。

雪国で暮らしたいけれども、雪下ろしが不安という方ならば、雪質の軽い地域を選ぶことで、随分と変わってくるかもしれませんね。

4.家の暖房が不安


    
雪国ならば、冬の寒さ対策が大切です。
しかし、昨今では、北方型住宅が普及しており安心です。

近年では、高断熱・高気密化の技術が進み、灯油ストーブも各部屋に設置するのではなく、FF式(強制給排気型)ストーブによるセントラル暖房が主流になっています。
煙突のある家が少ないのも、北方型住宅の特徴です。
  
雪国なのに、窓からしんしんと舞い降りる雪を眺めながら、アイスクリームを食べる光景を見たこともあるのではないでしょうか。

一方で、古い住宅、空き家等を購入する際は充分に注意が必要です。
古い住宅等は気密性も悪く、断熱効果も劣化しています。
雪国での寒さ対策は、家の状況に大きく左右されますので注意が必要です。

5.冬の運動不足の不安


雪国では冬シーズン中の運動不足が不安になります。
しかし、冬に楽しめるスポーツもたくさんあります。

例えば、高齢者の方でも、まちの中の公園で楽しむ「歩くスキー」や、低山を歩く「スノーシュー」等があります。

また、雪国ではインドアスポーツが盛んです。
平日の市営体育館には、卓球やウォーキングを楽しむ高齢者の方がたくさんおられますね。

2⃣ TOPの画像


最後に私のおススメの雪国をご紹介します。
移住地選びの参考にしてくださいね。


北海道砂川市

北海道の中央に位置する砂川市は、市民一人当たりの都市公園面積が日本一です。カヤックなどを楽しめる「砂川オアシスパーク」と、高速道路からもアクセスできて、北海道子どもの国が隣接する「砂川ハイウエィオアシス」等があります。
また、高度医療サービスを提供する地域センター病院「砂川病院」あることから、万が一の時の医療にも安心です。
その砂川市は、お菓子屋さんやカフェがおよそ20店舗まちに点在する「すながわスイートロード」としても有名です。
とくに、北海道でも有名な「北菓楼」は私のおススメです。
実は、北菓楼の私の一押しは、美味しいスイーツではなく、併設するレストランのオムライスです。
心の安らぐ大きな公園がいくつもあり、美味しいスーツが溢れている砂川市で暮らせたら、きっと幸せですよね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。