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Vol140 海外移住先を決定する前にチェックしたいこと!

海外移住は人生の大きな転機となるでしょう。
一方で、海外移住は国内移住と比較しても、大きなリスクがあります。
そこで、海外移住先を決定する前にチェックしたいことを書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 海外移住先を決めるPOINT



1.治安は良いのか?

私たち日本は「世界で一番治安の良い国」とさえ言われています。
女性が夜に独り歩きできるだけでも、世界的にみれば治安の良さが伺えます。
そこで、私たち日本人は治安の悪い国のリスクを理解できていません。
よって、治安の良い国を求める傾向が強いと言えるでしょう。
やはり、命だけは守らないといけませんからね。

2.ビザは取り易いのか?

海外移住にはビザや永住権の取得が必要です。
一般に、ビザ取得の条件が難しい国が多いことから、ビザの取り易い国が選ばれます。

3.気候に適応できるのか?

日本は四季がはっきりしており、暮らしやすい国でもあります。
その為、1年を通して寒すぎる国や暑すぎる国では、体調を崩してしまう恐れがあります。

4.医療制度は充実しているのか?

海外では日本と同水準の医療は受けられません。
医療費の3割負担で高度な医療が受けられる日本皆保険制度は、世界で最も医療保障制度の充実した国と言えます。
このことから、医療水準が低い国や、医療費が高額になってしまう国は注意が必要です。

5.宗教を理解できるのか?

日本は仏教国と言われながらも、日常生活で宗教を意識する人は少ないと言われています。
しかし海外には、さまざまな宗教が存在し、日常生活の習慣に宗教の考え方が根付いています。このことから、「現地の宗教や考えを尊重できるのか?」を確認することが必要です。

2⃣ 海外進出日系企業ランキング


海外移住をする場合は、仕事の確保はとても大切です。その時、日系企業が多い国であると、就職先も見つけやすいかもしれません。
そこで、外務省が公表している、2023年度「海外進出日系企業拠点数」は次の通りです。
(拠点数1,000カ所以上の国・地域を抜粋)


世界の工場が集まる中国がダントツの拠点数となっています。
一方、移住先や旅行先として人気の、オーストラリア・カナダ・ブラジル・英国・フランスなどは海外進出の日系企業数は少ないことが解ります。

3⃣ 海外に移住をする前にチェックが必要なこと


① 不動産の価格
面積あたりの価格を調べて、収入に見合った住まいが見つかるのか

② 生活コスト
公共料金や日用品、交通費、外食費など必要な生活費を算出し、収入に対する一定の生活水準が保てるのか。

③ 言語
日常会話の言語が母国語なのか英語であるのか

④ 医療制度
健康保険の価格、民間保険の掛け金がいくらなのか。
地域の病院の医療技術、医師数、病床数など、万が一の対応は安心できるのか

⑤ 気候
一年を通じての気候や、自然災害の発生具合など


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最後に私のおススメの海外移住地をご紹介します。
移住地選びの参考にしてくださいね。

香港 九龍島

香港には香港島と九龍(クーロン)島があります。夜景で有名なビクトリアピークがあるのが香港島ですね。その向かい、ビクトリア港を挟んだ北側にあるのが九龍島です。
一般的にホワイトカラー・観光客が中心となるのが香港島です。一方、中国系地元民が中心となるのが九龍島です。
そして、私のおススメは九龍島になります。
看板が林立する街並みの九龍島は、中国色の強い地域となります。
人口が過密する九龍島では、巨大なショッピングモールにたくさんの人が行き来しています。一方で、静かな僧院や伝統的な中国式庭園もあり、魅力ある街に心が奪われるかと思います。
ちなみに、香港人は外食でお酒を飲まないことで有名。お酒が好きな私としては、少し残念ですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。