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Vol116 デジタル化の取り組みが進む先進的地域を紹介!⑥~⑨

地方の中心的な都市でも人口減少はしています。
人口減少に伴う様々な問題解決にはデジタル化が欠かせません。
今回はデジタル化の先進的な地域の取り組みをご紹介します。
地方移住を検討する方は、参考にしてみてください。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの18年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 地方都市におけるデジタル化の背景


地方の中心的な都市でも人口が減少しており、このことで生活サービスの提供機能が低下するなど、様々な問題を引き起こしています。
そこでデジタルを徹底活用し、官民共同の中で地域経営を進めなければなりません。
そこには分野の垣根を超えた事業の連携であったり、市町村界にとらわれない地域の連携も求められます。

2⃣ 地域生活圏とは?


新たな国土形成計画に位置付けられた、新しい地域のあり方とされています。
人口が減少をする中でも、官民の連携で日常的に必要なサービスの持続的に提供するエリアづくりを指します。

3⃣ 地域生活圏の取り組み事例


田舎移住を検討する場合、一定の行政サービスは必要とされます。
そこで、デジタル化への取り組みに先行している自治体は魅力になります。

6.静岡県焼津市


① スマートシティYAIZU「みんなで使う地図情報サービス」
  市民自らが情報発信できるように改修。
  災害情報の発信の強化
② 観光コンテンツ等を地図情報に公開し、その情報が共有・2次利用されることで、観光交流客の増加に寄与。

7.三重県多気町等


① 大型施設「VISON」を地域拠点として、5つの周辺自治体や30社を超える民間企業が連携し、DXプラットフォームを構築。
② 地域向け・観光客向けポータルサイト
③ デジタル地域通貨
④ マイナンバーカードを活用したポイント管理アプリ
⑤ レベル4自動運転サービスの自動運転バスの実証運行

8.岡山県備前市


① データ連携基盤を介し、住民と保健師・医師等を繋ぎ、保健指導等のサービス
② ウォーキングや検診受診に対して地域ポイントの付与
③ 消防団のDX化を支援するシステムにより防災情報等を住民へ提供

9.香川県三豊市


① 二地域居住者により、「地域生活圏」新しい地域の在り方のプロモーション映像の制作
http://youtu.be/R9taRt38Ruk
② 人材育成のサービス「瀬戸内・暮らしの大学」(地元の企業19社の出資で運営されている有料の市民大学)において、「地域生活圏」で考えられる人材を育成
③ シェアハウス「GATE」(2020年設立)で移住者・二地域居住者の受け入れ窓口を運営


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最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

山口県萩市
 
城下町萩市は「明治維新胎動の地」と呼ばれ、吉田松陰を始めとした偉人を多く輩出したことで有名です。特に、偉人を多く輩出した塾がいまだに残っていることから、幕末の歴史ファンにはたまらない場所ともいえます。また、近年ではインバウンドとして多くの外国人の観光地にもなっています。
一方で、萩藩校明倫館の跡地に建つ明倫学舎にコワーキングスペースなど、交流スペースが設置されています。外国人など多くの人が訪れることが、おしゃれなお店やスペースが生まれて、町に活気があふれてもいます。
素敵な城下町で歴史に触れる、一方でオシャレな日常が楽しめる暮らしは最高ですよね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。