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Vol27 移住の前に田舎の仕事事情!

「田舎に移住をしたいけど仕事は見つかるのか?」これは移住相談会で一番多い質問ですよね。そこで仕事に対する皆さんの不安を解消すべく、田舎の仕事事情について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 仕事の不安は減少気味



田舎移住を検討する現役世代にとって、一番気になるのが仕事ですよね。
実際に、私のところにも「田舎で仕事は見つかりますか」という質問が多く寄せられます。

但し、仕事に対して不安を持つ人は、昔に比べて随分と少なくなってきました。
その理由は、次の3点です。

1.目的をもって移住をする人が増えた
2.SNSに進歩により、地方の求人情報が集めやすくなった。
3.テレワークなど、現在の仕事を持ったまま移住できる人が増えた。

それでも、仕事に不安を持つ人はまだまだたくさんいます。
現役世代であれば、生活していくためには、収入を得なければなりませんからね。

2⃣ 田舎は人手不足


前提として、田舎に仕事はあります。
ほとんどの地方都市では、都市圏への若者の流出が止まらず、深刻な人手不足が起きているからです。
利益は出ているのに、人手が足らずに会社やお店が閉まっていきます。
地方の中小企業のおよそ4割が、人手不足に頭を悩ましており、事業経営に弊害をもたらしているといわれています。

実際に、地方自治体のほとんどで、求人倍率1.5倍を超えています。

3⃣ 田舎就職で、注意すべき3つのキーワード



① 求人情報

先述の通り、近年では、SNS等により田舎の求人情報も集めやすくなりました。
しかし、まだまだ十分と言えません。
その理由の一つに、地方の事業所ではホ-ムペ-ジの活用頻度も低く、そのレベルも高くありません。
そのため、求人情報を見つけても、会社の概要が良く解らないのが現状です。特に、どのような人材を求めえているのかがわかりません。

② 職種

田舎に仕事はありますが、「希望する仕事がありますか」と問われると、首を横に振らなくてはいけません。
都会と違い田舎では、仕事の職種が限られています。
一般に、田舎で多い求人は、「医療・介護、建築、農業等の第一産業」の3種類です。

あまり妥協をして就職をしても、結局は長続きをしません。
もし田舎移住を考えるのであれば、職種にとらわれるのではなく、田舎で自分の夢を実現することこそが大切となります。

③ 給与待遇

田舎では都市圏と比較し、同じ業種・同じ職種であっても給与待遇の違いに驚かされます。
折角、田舎に就業したとしても、給与が低いことで「やりがい」を失うかもしれません。
大切なことは、自分のやりたい仕事に取り組むこと、仕事以外に趣味やスポーツなどでも目的を持つことが大切です。

4⃣ 田舎の会社は移住者を求めていない?


田舎の会社は先進的な会社と保守的な会社に2分されます。
先進的な会社は、SNSなどを活用して積極的に都市圏などからの優秀な人材の採用を求めます。

その一方で、保守的な会社は移住者の採用にためらいます。
地元の人材を優先的に考えています。
その理由は、次の2点からです。
1点目は、田舎に移り住んで長続きしないと考えるから。
2点目は、住宅手当が支払えないから。

田舎では、親元通勤が多く、住宅手当そのものを設定していない企業もあります。
事業者としては、「元々安い賃金の上に、家賃を支払っていると、生活が成り立たない」と考えてしまうからです。

全く知らない町での仕事探しは大変です。
しかし、妥協をして就業をするのではなく、求人情報の収集に労力をおしまないで取り組んでください。
がんばって!

5⃣ TOPの画像

最後に私のおススメ地域をご紹介します。


福井県小浜市
若狭湾が広がる小浜市は、古くから日本海側屈指の要港として栄えました。
特に、新鮮な鯖を京の都に届ける「鯖街道」は有名ですね。
京都から一番近い港町として、京都の食文化を支えてきたと言われています。
このことからも、小浜市の海産物は最高!
また、夏は海水浴場がとても人気です。
関西圏からは日本海のきれいな海を目指して、たくさんの人が訪れます。
小浜市とお隣の高浜町の海水浴場は超!おススメです。
私も毎夏、子供を連れて海水浴を楽しみました。

夕暮れ、若狭湾で釣りを楽しみながら、一日を終えるなんて、最高の暮らしですよね。


最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。

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