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Vol28 田舎で求人情報の探し方①

「田舎に移住をしたいが、仕事が見つかるか心配」という方へ、田舎の求人情報を探すオススメ方法について書いてみました。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ ハローワークから探す。

インターネットを利用すると、全国のハローワークの求人情報を検索することが出来ます。
但し、閲覧できる情報には規制が掛けられており、文字の羅列だけになっているため、事業所の魅力等は伝わりません。
そこで、インターネットで得た情報をもって、自分が居住する地域のハローワークへ出かけると、その情報について確認をしていただけます。

ちなみに、ハローワークを活用をおススメする理由に、「広域求職活動費」と「移転費」を受給できるからです。
「広域求職活動費」とは、雇用保険の受給資格者の方が、ハローワークの紹
介により遠隔地にある求人事業所を訪問して求人者と面接等をした場合に、鉄道賃、船賃、航空賃等と宿泊料が支給されます。

また、「移転費」とは、雇用保険を受給中の方が、ハローワークが紹介した求人に就職する場合などに、引っ越し費用等が支給されます。

田舎の企業に就職活動するには、それなりの費用が必要となります。
そこで、ハローワークの「広域求職活動費」「移転費」は有益なものといえます。

2⃣ インターネットの求人サイトを活用



インターネット上には求人専門サイトはたくさんあります。
こうしたサイトから求人情報を得ることはできます。
但し、膨大な求人情報量のため、自分が求める情報に絞りにくい点もあります。
また、文字の羅列だけになっているため、事業所の魅力等は伝わりません。

そこで、インターネット上の情報には有料掲載の求人情報と無料掲載の求人情報があります。
まずは、有料掲載をしている企業に絞ってみます。
有料掲載をしていることで、企業の本気度も伝わってくるかもしれません。
また、プロフェッショナル人材など、求める人材を絞ったサイトも多くあります。
例えば、北海道では国からの委託を受けて「北海道プロフェッショナル人材センター」の求人サイトがあります。
北海道内の中小企業の経営改善を目指して、北海道外の企業で経験を積んだプロフェッショナルな人材とのマッチングを目的としています。

3⃣ 都市圏等で開催される合同企業フェアへの参加

最近では、地方の企業が集まるフェアも開催されています。
参加企業は絞られてしまいますが、地方の優良企業が参加するイベントと言えます。
わざわざ、都市圏の合同企業フェアに参加をするということは、それだけ漸進的で優良な企業とも言えます。

また直接、担当者と面談できることから、企業の魅力も感じ取れるでしょう。
一度、顔を合わせておくことで、その後の企業訪問がやり易くなります。



田舎での仕事探しは簡単ではありません。
「移住をしてから仕事を探す」という人もいます。
また「どんな仕事でもします」という人もいます。
しかし、このように話す人は失敗する可能性も高いです。

やっぱり、移住前から仕事を見つけておくと安心ですよね。
夢を持って移住をするのですから、やりがいのある仕事に就けるように頑張ってください。

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最後に、私のおススメ移住地をご紹介

北海道中標津町の開陽台
中標津町は北海道東部に位置し、広い平野にあります。
とくに、開陽台からの眺めは、「緑のじゅうたん」とも表現されるような牧草地帯が一面に広がっています。
ここにくれば「THE北海道」を体感できます。
もし、開陽台に行くのならば、昼だけでなく夜がおススメです。
このあたりは、人よりも牛の方が多いとまで言われる牧草地帯。
町を走る直線道路は「ミルクロード」と名付けられるほど。
ちなみに、中標津町は「北根室ランチウェイ」と呼ばれる、北海道で一番長い?トレイルランコース(約71KM)のスタート地点。
私も何回か走らせていただきました。
  
牧場とミルク好きには、THE北海道での暮らしも良いのですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。

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