水曜日は休みの日?
水曜日はマンション管理人の仕事が休みとなる。ゴミ収集が無いので日曜と水曜が休みとなる。
しかし翌日の木曜日が、可燃ごみ・ビンとカンとペットボトル、資源ごみの収集日なので大変である。
木曜朝に地獄を見るのがイヤなので、必ず水曜夕方に作業しに行っている。
ここで1時間程度やっておくと、翌朝は運ぶだけで済む。しかし、この暑さなので汗まみれになる。そしてそのままゴールドジムに行き、汗だけ流す。これがセットになっていると、休日作業がまったく苦にならない。
原稿書きの合間の気分転換としてサイコーである。今日は「保険」の部分を書き終わったので、残りは「犯罪」の部分を残すのみとなった。ここは最もチカラを入れている部分なので、週末に書き上げる。
エアロビクスは10時半から「ビギナー・ウォーク」に出た。シンプルな動きながら面白くプログラムされている。イントラの工夫の成果である。
そして夜は、人気イントラの「ZUMBA」に出た。
21時45分スタートという深夜クラスである。待ち時間に「淡い顔系、美人妻」と一緒になった。彼女もマンツーマンの「マシン・トレーニング」に励むなど、ゴールドジムに入り浸りである。
「イーズカさんは他にどのクラスに出ているの?」と訊かれたので「格闘技と佐藤さんのRITMOS、佐藤氏とは20年前に原宿XAXの時からの知り合いだ。」
「ええ? そんなに古くから。37年もやってると色んな人に出会いますね。」
「そう、エアロビクスが日本に上陸した時からやっているので、日本での変遷はすべて知っている。ただ彼も、当時はオネエ言葉では無かったはずだ。ダンス系をやっていると、イントラは全員がオネエ言葉になってしまう。」
「ホントにそうですね。ワタシはそれがオモシロくて参加してるけど」
などと相変わらず他愛のない会話が交わされた。このクラスはスタートが遅いので、久しぶりの参加である。第2列・中央に位置取りした。
左右の男女がそれぞれ対抗してくる。彼も彼女も、イントラの動き通りにやらないイーズカが目障りらしい。
圧倒的な身体能力の格差を見せつけて、一網打尽である。「バカが、100年早いわ」である。
この世界でイーズカは情け容赦が無い。スポーツ競技をしているようなものなので、勝負は誰が見ても明白である。
敵の表情はどんどん苦しくなり、最後は諦め果てる。何度も経験しているのに往生際が悪い。
韓国籍のテコンドー選手もいたので、笑いをかみ殺していた。彼女とイーズカは仲が良い。互いに相手の身体能力を認め合っている。