９条を崇拝し現実から目を逸らす志位和夫と本当の抑止力

共産党の志位和夫氏が一昨日から憲法９条に関する支離滅裂なツイートを連投しています。

憲法9条をウクライナ問題と関係させて論ずるならば、仮にプーチン氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、憲法９条なのです。

— 志位和夫 (@shiikazuo) February 24, 2022

まずはこれ。

志位氏は憲法９条によって国の安全が守られるとこれまで主張してきたのに、急にそうではない、日本の政治権力者を縛るためのものが９条なのだと言い出しました。要するに、９条では国の安全など守られないと認めたも同然です。

さらにこれ。

憲法９条で戦争を放棄したのは、
「再び侵略国家にならない」という決意とともに、
自ら進んで「正義と秩序を基調とする国際平和」を樹立しようという決意が込められている（『註解日本国憲法』）。
これは憲法学のイロハのイだ。
その双方において、憲法９条の生命力は今日いよいよ輝いている。

— 志位和夫 (@shiikazuo) February 26, 2022

このへんになってくると、かなりスピリチュアルあるいはオカルト的な要素が強くなり、９条はすでに崇拝対象となっています。

憲法は法律です。ルールです。別に生命力なんぞはないし、電気じゃないんだから輝いてもいない。

９条を擬人化しあたかも神のように崇めることで、この人は何をしようとしているのか。

答えは既に出ています。