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アフガニスタンと麻薬とタリバン
AFPがアフガニスタンでアヘン生産に携わる人々が「オレたちには他に選択肢がない」と主張する映像を出しました。
VIDEO: 🇦🇫 Desperate farmers in #Afghanistan say they are turning to #opium as a means to survive. Prices of the drug have more than tripled since the Taliban takeover of the country, which in combination with a deep water crisis have pushed farmers into poppy farming pic.twitter.com/8GxKX99Og3
— AFP News Agency (@AFP) September 29, 2021
アフガニスタンにおいて麻薬産業は主たる産業といってもいい存在です。
アヘンについてはアフガンが世界の供給量の80%を「担って」います。
国連薬物犯罪事務所(UNODC)のデータによると、2017年のアフガンの国内総生産(GDP)の7%をアヘン生産が占め、約14億ドルの売上をもたらしています。また昨年だけでも、アヘンの原料であるケシ栽培が37%も増加しました。コロナ禍の影響です。
さらにアフガンではケシ→アヘン→ヘロイン以外にも、大麻、エフェドラの生産も盛んです。
エフェドラからはクリスタル・メスと呼ばれる
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