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トルコはロシアの「忠実な手下」か
ロシアで民間軍事組織ワグネルの創始者プリゴジン氏が、武装蜂起して「内戦宣言」をし、首都モスクワに攻め登ると思いきや、やっぱりやめた、流血を回避するんだといってなぜかベラルーシに亡命することになり、プーチン大統領も「裏切り者は許さん!」と言ったわりにはプリゴジンの罪は問わないと決定する、といったドタバタが発生しました。
この本質がなんだったのかは不明であり、いくら個々人が「オレの考えるロシアのドタバタ劇の裏事情」について語ったところで真相は明らかにならないと私は考えますが、一連の動きの中で中東研究者として興味深い出来事がありました。
それは、ロシア政府が、
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