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中国とイランにみる国連の不条理

ウイグル人に対するジェノサイドが国際的な疑惑と非難の対象となっている中国が、国連人権理事会の理事国であることはよく知られています。

去年10月の理事国選挙でも、中国は139票も集めました。

ジェノサイドというのは究極の人権侵害です。国内で究極の人権侵害が疑われている国が、国際的支持を集めて国連で人権を扱う会議のメンバーとして名を連ねる。絵に描いたような不条理です。

最近、国連の不条理を象徴するもうひとつの事案が生じました。

今度はイランです。

イランの人権状況に関する特別報告者であるジャビッド・レーマン氏は3月9日、国連人権理事会に、イランでは女性と少女が依然として二級市民

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