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ゼレンスキー演説を恐れる九条信者たち
ロシアの軍事侵攻に対して徹底抗戦しているウクライナのゼレンスキー大統領が、3月23日に日本の国会で演説することが決まりました。
ゼレンスキーが国会で演説するかも、と報道されるや否や、これに対して露骨に過剰な反応を示す人々が次々と出現しました。
立憲民主党の泉代表は、ゼレンスキー演説は危険だと主張。
ゼレンスキー大統領による日本の国会での演説。
— 泉健太🌎立憲民主党代表|衆議院議員 (@izmkenta) March 15, 2022
他国指導者の国会演説は影響が大きいだけに、オンライン技術論で論ずるのは危険。
私は日本の国民と国益を守りたい。だから国会演説の前に『首脳会談・共同声明』が絶対条件だ。
演説内容もあくまで両国合意の範囲にすべき。それが当然だ。 https://t.co/3N6nigdPAM
なるほど、ゼレンスキーが国会で「予期せぬ発言」をすると、日本の国民と国益が守られなくなる、というわけです。
鳥越俊太郎氏は、「反対」。
私はゼレンスキーに国会演説のチャンスを与えるのには反対する!どんなに美しい言葉を使っても所詮紛争の一方当事者だ。台湾有事では台湾総統に国会でスピーチさせるのか?
— 鳥越 俊太郎 (@shuntorigoe) March 16, 2022
軍事侵攻されたウクライナも、軍事侵攻した側と同じ、「所詮紛争の一方当事者」だと主張。
東京外語大の伊勢崎賢治氏は、ゼレンスキー演説に反対する元朝日新聞の鮫島氏のブログ文章をツイートし、
【れいわを除く与野党こそポピュリズムであり全体主義ではないか】
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) March 18, 2022
https://t.co/t3MxNkyNUe
あくまでも「九条主義」なるものを守るべきだと主張。
九条主義があるとしたら、僕はそれを、国家ではなくそこで暮らす人々に思いを寄せる市民であろうとする日本の意思であると思っていました。どんな不条理な悪魔が始めた戦争でも、まずその停戦、つまり対話の実現を使命にする意思だと。苦む市民を一人でも救うことを考えて。でもそうではないようです。 pic.twitter.com/lsDGUysE24
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) March 18, 2022
ゼレンスキー演説に反対している人たちの特徴は、彼らがいわゆる「護憲派」だという点です。護憲派というのは、憲法九条を守れ!九条があれば日本の平和が守られる!だから
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