映画「オブリビオン」意味わからん人用の説明
アマプラのウオッチリストにいつの間にか入れてたので鑑賞しました。
感想としては、わかりづらっ!そして別に面白くない!というところで身も蓋もないんですけども。
1回目に観てる途中で寝落ちしたので結果的に2回観るハメになって、そのおかげで一応話は理解できた私ごときですが、観たけどわかんないことが多くてスッキリしない人用に説明します。
一応どんでん返しがキモの映画なんで、映画を作った人が意図的にミスリードしている内容と、実はこうだったという内容を比較して書きます。
記憶操作とウソ情報で、宇宙人から地球を守ってると思い込んでるトムクルーズとヴィカは、たくさんいるクローンのひとり。
地球に放射線汚染された危険エリアがあるという、これまたウソ情報を吹き込まれているのは、クローン同士が会ってしまってややこしいことになるのを避けるためのテットの作戦。
でもなんだかんだで、クローンのトムクルーズは別のクローンとも接触、ジュリアが妻ということも思い出すし、モーガンフリーマンとも接触して、テットのウソ情報の全てを知ってしまう。
トムクルーズとモーガンフリーマン率いる人類は、なんだかものすごい爆弾があって、それをテットにぶつけてやっつけるという作戦を立てて、なんだかんだあってトムクルーズとモーガンフリーマンの特攻によってテットは爆散、めでたしめでたし、という話。
こうして書き出してみると、面白そうな内容なんですけどねえ。
どんでん返しの種明かしの説明が下手なんだと思います。そうだったのか!こりゃ一本取られた!という爽快感がないんです。それがこの映画が面白くない理由です。
以下、もろもろ思ったところ。
トムクルーズがカッコいいのはわかるけど、ヴィカやジュリアとのイチャイチャシーンがうぜえ。ジュリアは妻だから夫婦愛ということでいいとしても、ヴィカとのイチャイチャは序盤からうぜえのなんのって。
モーガンフリーマンの部隊に連行された時についたトムクルーズの鼻の傷、これは別の個体のクローンと揉めるシーンがあるので、そこで見分けがつくようにしている、それに気づいた時はちょっと笑いました。
この映画の唯一良いところは、ドローンのデザインです。ガンダムのボールとか、多分そのネタ元の2001年宇宙の旅の作業ポッドみたいな感じで、かわいらしさと怖さが同居した実に気持ちのいいデザインです。
というわけで、わざわざ時間を割いて鑑賞するに値するとは思えない映画だんですが、トムクルーズはこの当時で50とは思えないほどカッコいいので、ファンの人は観てもいいかもしれません。おすすめではないですけど。