ウルトラマンとジェームス・ボンド 吾輩はまめたである15
親は子を育てていると思っているけど、実は子が親を育てているんだな。
なんて、教育評論家っぽい事言っちゃったけど、ボクはまだ幼児真っ盛りの3歳児。
3歳児のまめたが綴る、愛と感動の日記15回目!
今日はテレビについて話そう。
ボクはアマゾンプライムでウルトラマンを見るのが好きだ。
この間、ママが歯磨きをしたら見せてくれると言って、実際見せてくれたんだけど
ボクが途中でうがいをしにいって、戻ってきたら、どうも話の筋がおかしい。
多分ママが早送りをしたんだ。
ボクが「違う、さっきの所に戻して!」と抗議する。
ママは「何言ってるの!さっきの続きだよ」と言い張る。
ボクとママの言い争いは平行線を辿り、ボクが怒ってママを叩いたら
ママがとても怒って、これから天狗を呼んでまめたを高尾山に連れて行ってもらう、と言った。
パパは窓際に行って、天狗を呼ぶ呪文を唱え始める。
やめるんだ!とボクは泣きながら訴えた。
翌朝は土曜日で、陽の光で目覚めると、ダイニングでパパがアマゾンプライムで映画を見ていた。
お気に入りの「007」だ。
ジェームス・ボンドを見ると、筋トレをしたくなると言っていた。
少ししてママも起きてきて、パパを見るなり怒った。
「ちょっと、朝からドンパチドンパチ見てて、うるさい!土曜の朝のすがすがしさが台無し!字幕だから、じーと見てて何もしないし。もう、アマゾンプライム解約するからね!」
パパはむくれて「もう朝ご飯食べない。コーヒー淹れてあげない」と言っていた。
パパ、ボクより41歳年上だけど、やることが一緒だな!
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