水族館へ -吾輩はまめたである18
(ボクは4歳児のまめた。時々日記を更新中!)
今日は朝早く家を出発して水族館に行く予定なんだ。
ママは洗濯したり、出掛ける準備をしたり、忙しい。目がつり上がっている。ママの周りだけ、空気がキリキリしている。そんな顔してると、眉間にシワが出来ちゃうよ。
ボクは昆虫図鑑を広げて、書かれている文字を読んだ。「ハンミョウ!」「コガネムシ!」
パパが寄ってきた。「すごいな!まめた。カタカナ読めるんだ!じゃ、これは?」
ボク「ミズカマキリ」
パパは「すごい!すごい!」と言って、頬にすりすりしてきた。ひげが痛いと言って抗議したけど聞いてくれない。
ボクはママのコワーイ視線を感じて、図鑑を閉じようとした。
パパは・・・持ち前の鈍感力を発揮しちゃってる。
パパ「ミズカマキリっていうのはさ、カマキリとは別の仲間なんだよ…」
ママのカミナリが落ちた
「ちょっと、準備しなさいよ!遅くなってもいいの?」
パパ「ちょっとトークを楽しんでただけだよ」
ボクもパパの真似をして言った。「トークを楽しんでただけだよ」
パパ「まめた、トークって何の意味か知ってる?」
ボク「お話しすること」
パパは「おっ知ってるんだ!」と言って大喜び。
ママ「もー私だけ働いて、なんなの!今日水族館行かないからね!」
すったもんだの末、水族館に行きました。
パパは「暑すぎる」と言って元気が無く、早く帰りたがった。ボクはクラゲに見とれてた。
一番楽しんでいたのはママ。
イルカショーでは開始一時間前に並んで、一番前の席を取った。イルカがジャンプする度に飛んでくる水しぶきにキャッキャ言いながら、楽しんでいたよ。
可愛いところもあるんだね。