2020.5.16 39日目 どしゃぶり。オールナイトニッポンの岡村さんと矢部氏。人生初の「はり」。
▼今日はどしゃぶり。小さな嵐のようだった。当然、私の精神状況は底辺となる。私は濡れるのが大嫌いなのだ。寒いし。トボトボと電車とバスを乗り継いで「鍼(はり)」に行った。バスはたまにぞろぞろと人が乗ってきては、降りて行った。
▼バスでは、「岡村隆史のオールナイトニッポン」を聞いていた。私は全く知らなかったが、もともとナインティナインでやってたのを、矢部さんが抜けて、岡村だけでやっていたらしい。でも岡村さんの失言があり、このままではいかん!となって、いろいろ話し合った結果、矢部さんがまた入ることになったということだった。「オッケイ!」という「怒鳴り」が入った瞬間、リスナーでない私もちょっと涙ぐんだ。50近いおじさんが、女への考え方を向き合い方を人生を、変えようとしてるんだよ。めちゃくちゃこわいし、多分100%は変わらない。でもやろうとしなきゃダメだ!と気づけた。
ちなみに矢部さんがオールナイトに乱入したのは、妻(アナウンサー)の一言があったからだそうだ。矢部さんは迷っていたらしいが、「行ってあげたら」と一言、ぽつんとつぶやいてくれたんだって。すごい、すごいなと思った。こういう時の妻の一言っていいな。女は、度胸である。
結婚して女性をリスペクトできるようになった矢部さんもすごいし、「変わらなアカン!」と思えた岡村さんもすごい。そして、一緒に考えてくれるスタッフがいた。それは彼らの人徳だと思う。そこが、一番すごい。だって、利害関係だけならこんなことしない。長年一緒にやってきたスタッフも、岡村さんを応援したくなってるってことは、それだけ何かが彼にあるということ。失言は擁護しないが、そこは、いいな、と素直に思った。
私は正直、「どうせ、失言もなかったことにして、そのままやってくんでしょ」と思っていた。でも、岡村さんもスタッフも危機感は相当なものだったようで、そのままは無理、やめるか・ナイナイで復活するか、しかなかったようだ。世間の声をちゃんと受け止めてくれたんだ、と思って、びっくりした。民の声を全然受け止めない政権に慣らされてたんだ。くわばら!
▼にっしーおすすめの鍼治療院は、清潔なトーンが統一された空間で、とても落ち着く。女性しかいないので落ち着く。男性がいない安心感よ・・・。
▼人生初めての「はり」は、痛くはなく、「あ、なんかあるな」というくらいだった。電気のお灸(ちょっと熱いけど少し経つと気持ちいい)もやってもらいながら、2人がかりでマッサージとツボ押し。全然強くなくて、さすってる感じだった。
▼治療を受けながら院長先生が、ずばずば私の事を言い当てる(笑)
以下パンチライン(笑)
・舟橋さんは、アーティストだから、ふつうはあきらめましょうね。ふつうじゃなくていいんですよ。
・ふつうに生きようとするだけで、あなたはストレスを人より受けて疲れる。だからふつうに生きてくだけで大変。でも、ふつうになったら、幸せになったら、作品書けなくなっちゃうよ。だから、辛いけど、それを作品にするの。それが、アーティスト。ふつうの人ができることができないけど、ふつの人にはできないことをするの。
・世間の評価とか売れるかはアーティストとして関係ないの。自分が納得いく作品を生み出せるかが大事。
・最後は母親の呪いね。それを解いて、自分の人生を生きるようになっていく。それが人生。
・舟橋さんのように母親との関係で苦労した人は多い。子どもは産まなくてもいい。産みたくなったら産めばいい。(※先生には子どもがいる)
先生こそアーティストなんじゃないか!!!(じゃなきゃ、なんで分かるの?!)と思ったが、先生は、文章とかそういうものを生み出す方向ではないようだった。
「この治療院が私の舞台、私はここで、理想の鍼灸師を演じてるの。楽しいわよ~」と不敵に笑う先生。酸いも甘いも嚙み分けた、いや、自分も泥水飲んでもがいてあがいて、浮き上がってきたからこその自信・・・! すごいパワー。
「舟橋さんはいい子よ。また思い出したら来てね。元気になったら来なくてもいいからね」
親にとってのいい子じゃなくて、本当に、絶対評価で私のことをみてくれて、その上での「いい子」と言ってくれた気がした。
これぞ、人を癒すということではないのか!!
▼東洋医学は劇的に治すわけではないが、「メンテナンス・調整」と捉えるものなんだと思う。女性の不調には東洋医学!
これからも書き(描き)続けます。見守ってくださいm(__)m