2021.12.26 2021年を振り返る
今年もあと6日?! まじか!!! お正月とかの準備ほぼゼロ!!! オンライン講師は年の瀬あんまり関係ないし(来週もバッチリ授業…)日本語学校からは宿題出されてるし、何より正月3が日もバイトです。ありがたいことです。それがないと長期休みがあると収入が激減してしまうので、、、
と言いつつ、私、この数年で悟りました。
年末だからと言って、無理をしない=大掃除せんでよし。
大掃除とか言いますけど、めっちゃ寒いんで!!!!!! 普通の掃除で十分。お母さんってだいたい年末に調子崩して正月寝込んでいませんか??(うちの母は現役主婦やってた時は割とそうでした) それ頑張りすぎてるんだと思う。細かいところの掃除や、大物の洗濯は3月かGWがいいですよ。あったかいし晴れてるし。
モノを捨てるって言っても、今年引越しでだいぶ整理したし。普段から思い立ったらちょこちょこ捨てる。
ごはんもありがたいことに、年末年始もコンビニはずっとあいてますし、年越しソバだってインスタントでもいいよ。正月はバイトだから職場以外の人にも会わないし。どこかでお餅が食べられて、おせちは好きなおかずをちょこっとずつ買って。じゅーぶんでしょ!
初詣は混むからちょっと経ってからでいいよ。密だし。そうこう言ってるうちに世間も動き出すし。
このようにいろいろ諦めるとラクになります(笑)
元日という区切りは大事ですが、去年から今年は連続しているのであり、年が明けたからといっていろいろなことがバラ色に変わるわけではない。誰もお年玉くれないしね!
なんとか年が越せればそれでOK! 屋根のあるところに住めてあったかいお湯が出て。もうそれで十分だと思うようにしてる。
私は時期による人の異動(定期の異動とか新入社とか新学期とか)も苦手なのであまり意識しないようにしてます。
▼そんな私の毎年恒例
読んだ本と見た映画とその他グランプリをやろうと思います~! (+今年ハマったもの。)
本は、今年も全然フィクションを読まなかった…。
もう現実が圧倒的すぎて。。。
学生の頃は現実が辛くて架空の世界に入っていくしかなかった。それで忘れるようにしていた。
でも、今、現実の辛さは現実で解消する(か諦める)しかないんだな、という諦念がある。あきらめてばっかりだな!!!!!(笑) それでもフィクションを読むことは、自分にとってどういう意味を持つのかなと思っている
(いや小説の楽しみは全然否定しません!!!! ただ、今、自分が圧倒的現実に取り囲まれていて、うかうか架空の設定に入り込む気力があまりない、ということです。)
あと本を読む集中力がなくなったなと感じる。
架空の世界に入るにもパワーが要ったのだ。知らなかった。
舞台もそう…もう架空世界を構築する演劇を「見る力」がなくなっていると感じる。
いつか戻るかもしれないけど。今は現実が辛いけど面白いと思っているのだろう。
そうそう、東京では正月は寄席へ行ってたんですけどね…。東京の数少ない良い思い出です(笑)
▼読書部門
日記によれば今年は26冊ほど読んだようです。
戦争戦後関連、社会時評(ちょっと哲学)の本などなど。
・・・一番の衝撃本は『菊と刀』(ルース・ベネディクト)かな。
え、今? いやいや、私、今年日本語教師になったので、日本文化評論として押さえておこうと思ってようやく読みました。
1946年発行。70年くらい前に書かれた本ですが、まぢ、衝撃です。
ベネディクトはアメリカ人女性で、主に英語の文献と、日本人捕虜から聞いた話を基に書いたそうです。つまりベネディクトは来日せずこの本を書いたわけで、今から見れば「違う!」というツッコミも多々入るんでしょうが、こういう研究が戦争中にできる(しかも女性研究者が)アメリカと戦争してた時点で、そりゃ負けるわと思った。。。
コロナとこの本は、日本の社会、文化についてさらに深く考えるキッカケとなりました。
▼映画部門(配信含む)編
配信とかも含めると、今年はだいたい31本くらい見たようです。
(※配信ドラマは1シリーズ=1本で計算)
やっぱ印象に残ったのは
「孤狼の血 LEVEL2」と「すばらしき世界」と「ヤクザと家族」ですね。
・・・全部ヤクザがテーマだな。
あと「シン・エヴァンゲリオン劇場版(いまだに読めない記号)」! ついにエヴァ、完結(涙)。
すべてのエヴァファンに、そしてすべてのエヴァに関わったスタッフに、庵野総監督に(そして支え続けたモヨに)・・・おつかれさま!!!!!
エヴァを見た我々はこれからもしぶとく生きよう。
(今年の映画じゃないけど)名画座で見た「ノマドランド」。ほんと良かった。
▼テレビドラマ編
(毎年の「相棒」は殿堂入りとして)
・今年ぶっちぎりは「俺の家の話」(TBS系)です!!!!!!
長瀬智也主演。戸田恵梨香まじでかわいかった。親の介護、家業を継ぐ、長らく疎遠だった兄弟が帰る・・・という重い話を、ポップに、でも最後泣ける。ちょっとだけお能の世界も知れた。そして西田敏行すげえ。
・「コントが始まる」(日テレ系)
毎回ボロ泣きしてました。
めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ良かった。
神木隆之介くん・・・! 立派になって・・・!(誰だお前は)
仲野大賀さん、うまっ!!! ちょうどいいダメさ加減が、本当にリアル。
そして菅田(すだ)くん!!!!!!!!! もうあんた天才だろ。毎回悶絶。うますぎる。
有村架純(ありむらかすみ)ちゃんも真面目すぎる女子をちょうどよく演じていて本当びっくり。古川琴音ちゃんも良かったわ・・・CMとかで見てたけど、この人ほんとうまいわ。最近の若い人たち演技うますぎ。
全員うまかった。ほんとによかった。あと菅田くんの兄ちゃんをやった人(毎熊克哉)も良かった。キャスティングの勝利ってところあるな。。。
コントが始まるの菅田君と有村さんの2人の関係性があまりによくて(恋愛ではなく、でもファンというだけでもなく、微妙だが大切な友情関係)、菅田くんが結婚したと聞いた時、有村架純ちゃんとしたのかと思ったくらいでした(笑)
・「岸部露伴は動かない」(NHK)←これから
年末新シリーズやりますね。これ楽しみ。ジョジョは4部しか読んでないけど、全然楽しめた。衣装が最高! 去年の12月に放送されてたシリーズ1ほんと良かった。高橋一生はこう使えっていう見本(笑) 気持ち悪くてかっこいい。
▼美術館、展覧会編
東京を発つ直前に行った、世田谷文学館の「イラストレーター 安西水丸展」がすごく良かったです。写真撮りまくったのですがどこかへ行ってしまいショック・・・。私の日記とお土産のポストカードから雰囲気を・・・!
こんな感じで感想とかをちょこっと残しておく。
かわいーかわいーかわいー。
▼今年ハマった→シラス
シラス(とゲンロンのコミュニティ)。シラスは魚じゃなくて全コンテンツ有料配信プラットフォーム。
シラス
https://shirasu.io/
とりあえず1本買って見れば、その後の楽しみ方は自分で構築できる。
引き続き見守っていきたい。
〇シラスについては、私の感想文をご参考までに。
シラス感想:石戸諭×大脇幸志郎「新型コロナ禍と医療ニュースの問題を考える」(2021.10.28)
https://note.com/iincho/n/na11ec0e458ff
シラスは、各界のインテリたちが集まって子どもみたいに自由奔放なおしゃべりを何時間もぶっつづけでしている場所です。
出版社「ゲンロン」の創業者である、批評家・作家の東浩紀氏が2020年に立ち上げたサービスです。
「シラス」だけでググると、魚のシラス丼の画像がわんさか出てくるので、「シラス ゲンロン」で検索をおススメします。
特徴は「全コンテンツ有料」。「人は無料では喋らない!」がモットー(笑)
各番組は30分~最長11時間(笑)!! 5時間はザラです。私はだいたい何日かに分けて見ています。
登録は無料で、好きな番組だけ買って見てもいいし(都度課金勢)、チャンネル会員になれば月額のサブスクで見放題です。
お支払いは現在クレカのみ。
YouTubeのようにコメントもできます(ライブでもアーカイブでもコメントできる)。有料課金した人だけが来るのでコメは(あんまり)荒れません。というか、ナメたコメントを書くと登壇者から真意を突っ込まれたりします(だから荒れにくい)。
私は来年、ロシア語勉強チャンネルでロシア語をかじる予定! その他、近現代史や皇室の歴史がたのしく勉強できるチャンネル、カルチャー批評チャンネル、今をときめく言論人や学者や作家が出演するチャンネル、建築家がしゃべってくれるチャンネルなどなど多数。ぜひ!
今日も、シラスの番組を見ながら作業する予定~~~(笑)
来年もいい年になりますように! いいコンテンツに出会えますように!
良いお年を~!