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死後の世界に興味はない

この本、2022年に出版されたそうで、今年の春くらいにひなさんが買っていました。うちにあったんかい!という訳で読んでみました。
半分くらい読んだところですけれど、何となく「まあ、そうかもな」と思っているところです。ただ、それ以前に私は「死後の世界に興味はない」。手元に本があって、それが20万部も売れたというので、一体何が書いてあるのか?と思いました。
死後の世界に興味がない。20万部売れた本には何が書いてあるのか興味がある。

上記引用先URLによれば、この本は「似非科学」と非難されたこともあるとのことです。
この作者と全く無関係なところで「疑似科学」を特集しているサイトがあります。「似非科学」という表現ではありませんが、同じかと思います。

で、「疑似」でも「似非」でもない「科学の考え方」とはなんぞや?
「死は存在しない」という本では、科学で説明のつかない不思議な現象について

それらの現象を「説明できないものは存在しない」とする現代の科学が、すべて「単なる偶然」「ただの錯覚」「何かの思い込み」「一種の幻想」「脳神経の誤作用」として切り捨てたとしても、それらの現象を体験した人々は呟くだろう。
「それでも、不思議な現象は起こっている」と。

「死は存在しない」P.74

「説明できないものは存在しない」という部分は今ひとつ飲み込めない。
説明できないものは

全部、保留でいいですか?

「涼宮ハルヒの憂鬱」P.150

ともあれ「死は存在しない」の著者は「今は逆に科学が、かつての宗教裁判みたいなこと言うてるやん」という意味合いで「それでも、不思議な現象は起こっている」、という意味かな、と受け止めました。

私は「科学者」でも「宗教家」でもない、日本のそこらじゅうに蔓延している「ただのおっさん」。毎日野菜を食べよう、神社の賽銭箱にお賽銭入れる、そういう感じの「日本の普通のおっさん」。

個人的な体験として「不思議な現象」らしきものに、遭遇したことはあります。物心ついて50年以上も生きていればそれなりにあります。
ただ、「巨大な不思議」に遭遇した記憶はないです。

「死は存在しない」の著者は原子力工学の博士号を取得し、大きなプロジェクトにも関わってきた方。この方がなぜ「巨大な不思議」に遭遇したのか考えてみました。

  1. 「不思議な現象」であろうがなかろうが、いくつもの巨大プロジェクトに関わる立場にある。ゆえに遭遇する「不思議な現象」も巨大化しやすい。

  2. 「不思議でない巨大なプロジェクト」にも多数関わっておられたと思うのですが、「不思議な現象」があまりにも巨大かつ強烈過ぎて忘れられない。

  3. さらには、もの凄く頭が良いので些細な「不思議な現象」も覚えている。私は「普通のおっさん」なので、些細だと思った現象は全部忘れてしまう。

死後の世界って、興味ないです。
知りたくなくても知りたくても、いずれ行かざるを得ない、というよりそもそも「行く」という概念は正しいのか?

「大阪梅田に行く」のは、新幹線に乗って新大阪で乗り換えて、ってことでしょう「いいや違うまず『阪神の大阪梅田』なのか『阪急の大阪梅田』なのか特定することが先決」実はその通りで「大阪梅田」駅は2つあって1つはJRの北で高架上、もう1つはJRの南で地下。待ち合わせとか間違えるとヤヴァい「なら百貨店を目印に」これも阪急百貨店と阪神百貨店がありまして「そのネタはもうええ」東梅田と西梅田も違う駅なので「ええ加減にせえ」北新地駅はJR大阪駅と同じということに「やめい!」

ただ、死後の世界が「ある」となると、それはそれで頭が痛い。
なぜなら「二度と遇いたくない奴が居る」から。

今、私に自我はあり、二度と遇いたくない奴には本気で二度と遇いたくない
その中の「まだ生きてる奴」は「少なくとも生きているうちには二度と遇いたくない」、それは実現出来そうです実現させます
「二度と遇いたくない」「永遠に遇いたくない」。「奴は早く死んで欲しい」と思っていて、それが最善であろうとわくわくしているのに「また遇うなんて絶対に嫌
死後の世界には興味がなく、二度と遇いたくない奴が居る、という2つの感情を併せ持った私は今、現実世界で日々暮らしております。

遇いたくない奴は誰なのか?
2017年に他界した猫の「朔」ではない。それはない。絶対にない。

この写真は2009年8月4日。
10年後の2019年8月4日、ぴいよが我が家にやって来ます。

ぴいよ 2019.8.4

不思議要素は何もありません。
ほぼ毎日写真を撮っていますし、朔の写真を撮った日、あるいは、ぴいよがうちに来た日が、それぞれ数日、あるいは数ヶ月がずれていても、一致していた可能性は高い。

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飯島 正樹
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