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これから、「編集者が担当書籍の魅力を語る会」を開催します

noteをお読みいただきありがとうございます。

唐突ですが、今ここに「編集者が担当書籍の魅力を語る会」を開催します。

じゃあ、まずは僕からいきますね。
ビジネス書の編集をしている市川といいます。

編集を担当した書籍、『社長の言葉はなぜ届かないのか?』が10月に発売されました。
東京都内を中心に、全国各地の書店で展開してもらっています。
話題書として置いてくださっている書店もあり、嬉しい限りです。
全国の書店員の皆さま、ありがとうございます!


発売から1週間が経ち、Xやnoteで「本読みました!」「めっちゃためになりました!」という投稿を目にする機会が増え、多くの人に読んでいただいていることを実感します。
感想を投稿してくださった皆さま、ありがとうございます!
この記事の最後に、この本を読んでくれた方々の感想をまとめてご紹介させていただきます。

―――

ただ、包み隠さずに本音を言うと、僕はもっともっと多くの人にこの本が届いてほしいと思っています。編集担当である自分としては、この本には世界を動かすポテンシャルがあると思っているのです。

いやいや、そんな大げさなと思うかもしれませんが……わりと真剣にそう思っています。
なんなら、まだ本が出来上がる前、営業の人たちに新刊を案内するときの資料にも次のように書いちゃいました。

●アピールポイント
担当編集が「この本は世界を動かす一冊になると思っている」


なぜそこまでスケールの大きい期待を寄せているのか。

それは、著者の竹村さんがそう信じているからです。

顧問弁護士が法律の不安を解消するように、顧問税理士が税務のサポートをするように、「顧問編集者」として経営者の隣で発信のサポートをするなかでさまざまな景色を見てきた著者が、「経営者は、具体的に世界を変えうる存在である」と言っている。

編集者がその思いに共感しないわけにはいかないでしょう

編集者は、何度も何度も原稿を読みます。
今日読んで、明日も読んで、来週も読んで、1ヵ月先にも読む。
そうやって、著者の考えをじわじわと自分の中にしみ込ませていくのです。

僕は、この本の原稿を読むたびに「いやー、それにしてもいい本だな」と思い直していました。

この本には、竹村さんの「熱」や「想い」がそのままパッケージされています。
本文中に、「経営者は、具体的に世界を変えうる存在である」という見出しがあります。その項目には、次のように書かれています。

経営者は「具体的に」世界を変えうる存在です。ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスク、松下幸之助、本田宗一郎、孫正義……あらゆる経営者が一歩ずつ、しかし着実に世界を変えてきました。
僕が経営者の言語化やコンテンツ化を仕事にしたいと考えている理由はここにあります。経営者の言葉を多くの人に届けることで、世界が良くなるスピードを上げていきたい。少しでも世界を変えることの手助けをしたい。そう思っているからです。

『社長の言葉はなぜ届かないのか?』P317より

竹村さんの思い描いた未来のように、経営者の言葉が多くの人に届くことで世界が良くなっていくなら、そのきっかけを生み出したこの本も世界を動かす一因になるのではないか。そう思っているんです。

―――

不思議なことに、この本を読んでくれた人の多くが、長文で、想いのこもった感想を投稿してくれています。
どの文章からも、一人ひとりの体温を感じます。

それはきっと、この本を読んだ後には書かずにはいられないからだと思うんです。

この本を読むとね、書きたくなるんですよ。
なんでかと言うと、もしかしたら、微力かもしれないけど、自分の言葉で世の中を変えることができるんじゃないかって期待をさせてくれるからです。

僕は毎日、ちょっとした生きづらさを感じています。
暗いニュースを見て気持ちが落ち込んだり、つい人と比べてしまって、今の自分に不満を感じたりすることがあります。それだけでなく、いつまで経っても変わる気配のない世の中にうんざりすることもあります。

「書く」「言葉にする」という行為は、そんなもどかしい思いを実体として捉えることだと思います。
少なくとも、僕にとって「書く」「言葉にする」ことは、自分が今の世の中で生きていくための必需品になっています。

―――

竹村さんいわく、経営者は事業にまつわるあらゆる営みのど真ん中にいます。より具体的には、次のように書かれています。

PR、IR、採用広報、社内を含め、会社のあらゆるコミュニケーションの中心にいる。つまり、企業の中で最もレバレッジの効く存在なのです。
企業はざっくり言えば、3つの市場に面していると言えます。労働や採用などの「ヒト」市場、商品やサービスを売買する「モノ」市場、資本や投資といった「カネ」市場です。経営者自身がメディアとなり、自ら発信すれば、すべての市場に影響を与えられます。広報や事業部長などの社員ももちろん会社の中にいますが、ど真ん中にいるのはあくまでも経営者。経営者が発信するからこそ、360度に影響を与えることができるのです。

『社長の言葉はなぜ届かないのか?』P48より

つまり、ど真ん中にいる経営者が発信することで、「ヒト」市場、「モノ」市場、「カネ」市場の360度に影響を与えることができるということですね。

ただ、会社という「概念」からの発信ではなかなか人の心に届かない。言葉が届かない。思いが届かない。
だからこそ、「個人」が前に出て発信をしようというのがこの本のコンセプトにあります。

そうやって対象を「経営者」ではなく「一個人」としたとき、本書の内容は経営者以外の人にとっても重要な考え方になるのではないでしょうか

実際に、お読みいただいた方からは次のような感想もいただきました。

読む方の職業やポジションによって受け止め方も変わると思いますが、「全ビジネスパーソンに届いてほしい」というのは激しく同感です。

この本の中では、経営者が発信をすると採用にもメリットがあることもお伝えしています。人事、採用に携わっている方からは次のような感想をいただきました。


また、編集者・ライターとしてヒット作を多数世に生み出した著者が書いているということもあり、編集者や作家、コンテンツ作りをしている方々からも多くの声をいただきました


今回ご紹介させていただいた投稿以外にも、たくさんの方々からお読みいただいた感想をいただきました。ありがとうございます。

僕はもちろん、著者の竹村さん、弊社の営業担当もこういった投稿を一つ一つ見させてもらっています。

もちろん、Xだけではなくnoteも見てます。
noteでは、以下のようなありがたい感想をいただきました。

こちらのみさとさんのnote、ものすごい熱量で書いてくださっています。
(僕が以前書いた制作秘話を載せたnoteもご紹介いただいています。ありがとうございます。)

また、以下のTさんのnoteのように、これまでビジネス書にあまり馴染みがなかった方にも読んでいただいています。嬉しいです。

ちょうど今日、note公式にも取り上げていただきました。

★★★

『社長の言葉はなぜ届かないのか?』がこれまで今以上に多くの人に届いてほしいと思い、このnoteを書きました。

皆さんの口コミのおかげで、この本の魅力がじわじわと広がりつつあります

これから本書を読んでくださる方がいたら、ぜひその感想をXやnoteに書いてもらえると嬉しいです。
購入を検討されている方は、以下のレビューも参考になるかもしれません。


それでは、「編集者が担当書籍の魅力を語る会」、市川の番を終了します!

もし同じように担当書籍の魅力を語ってくれる編集者の方がいましたら、コメントなどいただければ微力ながらXやnoteで拡散させていただきます。

編集者だけではなく、最近読んだ本で激推しの一冊がある方も、ぜひその想いを言葉にしてくださると嬉しいです!!

一緒に出版業界を盛り上げていきたいなと!!!

それでは!

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