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#full
2016年12月22日
悲しい時に、顔を上げなければと無理をするのはやめよう。
雨降りの日に心が塞いで、君にとっての今日が台なしになったとしても、すぐにまた訪れる青空の下で、明日を取り返せばいい。
競い合ううちに疲れ果てて帰る、その部屋の窓が暗くても、僕に電話をくれないか。
僕はこの世界にいないけど、君の携帯の中で物語を再生してくれたら、少しだけ元気の出る話を用意して、会いにいける。
“僕”はame full o
2016年11月2日
いいことばかりなはずはなくても、人生はおもしろい。けれど生きていくのは大変だ。夢に生きるのも、家族のために生きるのも、大切な誰かのために生きるのも、たったひとりで生きるのも、簡単なことはなにひとつないのだと、長い間旅をするうちに知った。限りのないものを手にしたとしても、人はきっとそれを疎かにする。
11月9日にリリースする新譜の収録曲に“ジュライ”という曲があって、主人公はタイムマシンに乗って捜
2016年10月12日
思い返せば謝りたいことだらけで、この人生のほとんどは、謝罪で、できてる。
そのくらい悪いことばかり積み重ねてきたんだろう。
法に触れるようなことじゃなくても、人の心を傷つけるってことは、場合によっては人ひとりを殺すことと変わりないからな。
どうして、今僕は東京にいて、この部屋で生活し、巡り巡って出会ったスタッフと未来について会話をし、バイト先の店で知らなかった世界を知り、汗を流し、当たり前で
2016年8月10日
昨日の東京は最高気温37度だったらしい。自転車を停めた信号待ちで浴びる蝉時雨が、たしかに大粒の雨みたいだった。
気づけば札幌を出て2回目の夏、去年よりは暑さに慣れたのかもしれない。心なしか都心の喧噪や、人で膨れ上がった電車、すれちがう靴音の過ぎていく速さにも。
毎日目新しいことに遭遇するわけじゃないし、尋ねられたら理由はすぐに思いつかないが、この地で生きていく時間は、とてもたのしい。
けれど
2016年5月20日
惨いニュースを見ると、この世界には生きる価値もない人間が存在するんだって事実を知って、だったら、お前なんかとっとと死ねばいいのにって思うけど、結局は誰かの決めたルールの下でダラダラと裁かれるだけでさ、なんの罪もなく未来ある者が息つく暇さえ与えられず命を暴力的に奪われるだなんて、やっぱり神様なんかいないんだなって再認識させられるよね。
正しく生きたら一体どんな幸せが待ってるのかって、信じるに足