見出し画像

規模感を持って考えよう<企業編>~そして給付型支援の難しさ

 以前のエントリ(規模感を持って考えよう<産業編>)でお話ししたように,問題を議論する際にはざっくりとした規模感をもっておく必要があります.例えばコロナ禍によって危機に陥る企業に対して給付型の支援を行うというとき.それって総額はどのくらいになる政策なのか,1社あたりどのくらいの額なら意味があるのか……ネットでの議論をみているとこういうおおまかな規模感なしに,イメージだけで「給付しろ」「損失補填しろ」という提案が行われている感じが強い.

数字で語ろう&具体的に語ろう

ここから先は

3,503字

飯田泰之の #note経済ゼミ はじまります. これまでご愛顧いただいてきました定期購読マガジン「…

スタンダードプラン

¥880 / 月
初月無料

マスタープラン

¥2,200 / 月
初月無料

サポートに限らずリアクションは執筆の励みになります.今後もコンテンツ充実に努めてまいります.