飯田線秘境駅号を見に行きました
こんにちは。線路と鹿です。
11月16日、JR東海の飯田線にて運行された「急行・秘境駅号」を、
飯田駅に見に行ってきました。
(※乗ってはいません。見ただけです笑)
俺が見に行ったのは、09:50豊橋駅発の下り列車です。
終点の飯田駅への到着は、15:30の予定でした。
そのため、秘境駅号到着時刻に余裕をもって
15:20くらいに飯田駅で待機していれば
秘境駅号が入線するところから見られると思ったわけです。
さて、飯田駅は駅員配置駅です。
構内に入るためには、入場券を購入しなければなりません。
しかしそれは150円もするので、できれば買いたくない。
(というよりは、どうせ150円使うのなら、入場券としてではなくて、ちゃんと電車に乗るときに使いたい。金欠なんで。)
というわけで、今回は「通学定期券で電車に乗るために飯田駅に来た」という名目で、駅の構内に入ることにしたのです。
乗る予定の電車は、3番線で既に待機している211系普通列車上諏訪行き。
これに乗るつもりで飯田駅に来て、秘境駅号を見届け、この電車にのって去っていく…
というシナリオです(?)。
いつも通り定期券を提示すれば、あっさり構内に入れてもらえます。
もしかしたら定期券を提示しただけで入場券として取り扱ってくれるのかもしれませんが、
ちょっと忍びないのでやめておきます。
ちゃんと「電車に乗るために駅に来た」ということにしておきます。
というか、普段飯田線を利用していても211系に乗る機会はほとんどないので、それに乗れるだけでもむしろプラスですね。
しかし、15:30になっても秘境駅号が来ません。
ホーム上で駅員さんたちが横断幕やパネルの準備をしていますが、
列車はまだ来ないようです。
ホームでずっと待っていると、いきなり駅員さんに声を掛けられました。
「すみませ〜ん、伊那上郷まで乗られますかぁ?」
さすが駅員さん。
俺が毎日 飯田駅を利用しているのを知ってるから、
俺が下り普通列車に乗るのだと予測がついていたようだ。
はい、そうです!と返事をしたのだが、
「3番線に停車中の列車、ドアのボタンを押していただければ入れますよ」
と言われてしまった。
違うよ。違うんだって。
確かにこの3番線の電車に乗りに来たのは間違いではないんだけど、
俺は秘境駅号が見たいんだ。
と思ってホームで待っていると、駅員さんに今度は、場内アナウンスを流された。
「ご案内致します。普通列車上諏訪行き、2番線に停車中の列車でございます。」
いや、このアナウンス、どう考えても俺に向けて流してるでしょ…
俺は単なる通学生じゃなくて秘境駅号を見たい人なので、
「鉄道ファン」ぶって、とりあえずそのへんをカメラで撮影していた。
これで、これ以上案内はされないだろう。
さて、ずっと待っていると15:35分頃、ようやく秘境駅号がやってきた。
ふぅ…これで15分ほどの気まずい時間が終わりました。
良かった良かった。
と思ったのも束の間、今度はたくさんの観光客が列車からどっと降りてきた。
俺と同じように秘境駅号の撮影に熱心なひと、
乗り換えの為に2番線に行くひと、
パネルで自撮りするひと、…
駅は急に混雑しはじめました。
やがて人がだんだん減ってきました。
すると2番線に、313系上り普通列車が到着。
当駅止まりなので、すぐにライトが消えます。
飯田駅の1〜3番線すべてに列車が揃いました。
しばらくして…。
秘境駅号を正面から見ていると…
わ!すごいぞ!
列車のヘッドマークがくるくる回って変わっていきます。
秘境駅号から変わったかと思えば、
よく知らないようなパネルが次々と出てきます。
そして…見慣れたパネルが出てきた!
そう、特急「伊那路」のパネル!
さて、そろそろ俺の乗る列車の発車時刻になるので、跨線橋を渡って2番ホームへ。
3番線に停車中の211系に乗って、発車を待ちます。
そろそろ発車かな?
やがて列車が出発しました。
さらば秘境駅号!…改め特急伊那路。
さて、この211系で俺の定期券区間の伊那上郷駅まで乗ります。
ロングシートなのが意外。飯田線なのによくこんな車両使うよ…笑
伊那上郷駅に到着。
帰りは16:15桜町駅発の上り電車に乗るために桜町駅まで歩き、
桜町〜飯田を定期券で乗りました。
感想
・秘境駅号、レアだから見応えある!
・この電車が秘境区間を駆け抜けてきたのか…と思うと、感動!
・キャラクターパネルや横断幕など、駅員さんたちが準備しているのを見てほっこり。
・こんな楽しい時間を定期券1枚ですごせるなんてすごすぎ。飯田線って神。
・テスト前に何やってんだ俺。勉強しないと(汗)