全方向から光を当てること
「聴く」×「よさカード」
「聴く」をテーマに「よさカード」を引いて、様々なことを語るシリーズ。
今回のよさカードはこちら。
自分が誰かの話を「聴く」と意識して聴くとき、後から考えると「あぁ、ここを大切にしているな」ということがいくつかある。
そのいくつかを過去のこのシリーズでお話ししてきたが、今回の「360」のカードを引いて思ったことは、
360度、いろんな方向からその人に、語られることに光を当てる。
ことを意識しているな、ということ。
(できているかどうかは別として)
例えば、
「話すのが苦手なんです」という一言があったとしたら
・苦手だと、今この方は思っているんだな(事実)
・そう思ったきっかけは何かあったのかな?
・苦手、という言葉を選んだのは?嫌い、ではないんだよね?
・苦手だと思っているけれど、違う方向から見たら助けになっていたこともあったりするのかな?
・そう話されている、あなたの”よさ”を私はこう感じるな
などなど。
これらを全て問うことはしないけれど、様々な可能性を感じながら「聴く」ことができたらいいな、と思っている。
見え方は一方向だけでないし、感じ方も一つではない。
様々な見え方、感じ方、考え方があるんだ、ということを忘れないように、いつもいつも心の中に入れておきたい。