世界の共通語
少し前の福岡伸一さんのコラム。
気軽に読めて、しかも含蓄もあって唸ってしまう。
私もさんざん poor Englishでコミュニケーションとってきた。
でも、通じるときと、通じないときがある。
英語の場合、発音やイントネーションを変えただけで、解決する場合も多い。
例えば、水が欲しいならウオーターではなく「藁」
アイスクリームだってヴァニラじゃなくて、「ゔぁにーーら」
「カネ使った」とは米国のコネチカットのこと。
でも、何かもっと別のコツがあると思ってた。
海外で学校に入り未だろくに英語が喋れない頃、数学のテストでクラス一番になり教室がどよめいた。
逆に、何年か暮らして、だいぶ英語も流暢になってきたのにいくら話ても一向に埒があかないことも。
ある日、ふと気がついた。
うまく意思疎通できるときには共通していることがあった。
それは、話の筋が通っているかどうか、
言っていることが論理的かどうか。
数学は、式で示せて、たいてい答えも一つ。
それ以来、私は、
世界の共通語は「論理」だと信じている。
力を注いだほうがいいのは、巧みな言葉使いではなく、話の順番や流れだろう。
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