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焙煎珈琲トリコになる日

昨年、ご縁あって「珈琲焙煎教室」というものに参加してみました。
私は大の珈琲好き。中学生の頃から「ブラック」で飲む珈琲の美味しさを覚え、母も珈琲が好きだったため、おつかいで近所の焙煎珈琲豆店へ、よく行っていました。

サイフォン、ドリップ、コーヒーメーカーといろいろな方法で珈琲を淹れていましたが、やっぱり大人になってから落ち着いたのは自分の手で淹れるドリップ。

拘っていたのは、挽いたものを買うのではなく、焙煎済みの豆を買って、自分でゴリゴリと挽いてから淹れること。

何年も、いや何十年も、それで満足していたんですね。「自分で焙煎をする」なんて、これっぽっちも思わなかったし、珈琲の美味しさも疑いもしなかった。

なのにですよ。数年前から「珈琲焙煎教室」という文字が、やたらと目につくようになって「へー。自分で焙煎して飲むのね・・・」「行ってみたいなぁ・・・」から「いや、絶対に行きたい!」

念願かなって、昨年、体験教室に参加してきました。珈琲豆の栽培の知識から入り「生豆はお米と同じくらい新鮮なもの」だとか、種子が1つしかないコーヒー豆ピーベリーのお話とか。焙煎したもの、挽いたものの賞味期限。

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まぁ、目からウロコのお話がたくさん。焙煎したばかりの珈琲は、絶対に胃が痛くならない。そして市販の珈琲と飲み比べをするんですけど、これがびっくりするほど違うのです。焙煎珈琲は豆本来の味がする。

そんなこんなで、すっかり焙煎珈琲の虜になった私は、教室が終わると同時に家庭用焙煎器と生豆を買って帰りました。

実際、上手に焙煎をするコツを覚えたのは、数週間経ってから。初日なんて飲めたものじゃなかった。

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今では、毎朝ルーティンのひとつになっている珈琲焙煎。キッチンから部屋中に珈琲の香りが広がり癒される。パパさんも「喫茶店」(⇦カフェではなく喫茶店というところが昭和でシブい)の匂いがするねぇ~と嬉しそう。

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その日の気分で、浅煎りにしたり深煎りにしたり。豆のブレンドも、焙煎も挽き方も。自分の好みで珈琲を飲める毎日。新鮮な豆を新鮮なお味で♡

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そして焙煎している時間がなによりも贅沢だと思う。

パチパチと豆がはじける音や、徐々に珈琲本来の香りが漂う空間。

暮らしがひとつ豊かになりました。

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中村美枝子:空間と心をココチよく整える人
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