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igokochiへ、いらっしゃい
はじめまして。
摂食障害支援の一つとして、居場所作りを目的に活動をしている【igokochi】です🧸🌱
今回は、①中の人の自己紹介と②igokochiに対する想いを書いていきたいと思います✍🏻
①中の人の自己紹介
👩🏻🎓心理科学研究科で臨床心理学をベースに、摂食障害のとセルフ・コンパッションとの関連について研究をしている大学院2年生、摂食障害当事者(寛解中)の本城 遥(ほんじょう はるか)
👩🏻🎓 国際関係研究科で社会学的手法をベースに、摂食障害の研究をしている大学院1年生、摂食障害経験者の池原 成望(いけはら なるみ)
の2人で運営しています。
堅苦しく書きましたが(笑)、2人とも大学院生で、別領域ながらも摂食障害を研究している当事者・経験者です!
(※自己紹介はigokochi設立時のもの)
私たちの出逢いは、本当に偶然というか必然というか、出逢うべくして出逢ったような…
同じ大学院でもないし、研究領域も違うのに、ご縁があって繋がり意気投合して、私(本城)の思いつきのイベントから始まりました🫂
本当にいつどこでどんな出逢いがあるか、人生ってわからないものだなぁ〜としみじみ。
②igokochiに対する想い
ここからは、私(本城)の語りです。
少し長くなる予感がしております…笑
私はつい最近、2022年2月〜4月まで、約2ヶ月半の間、初めて摂食障害の治療で入院しました🏥
そこは、入ってから知ったのですが(笑)、閉鎖病棟でスマホ禁止の場所でした。
それ故か、いろんな患者さんや看護師さん、PSWさん、ヘルパーさん、スタッフさんとお話する機会が多くありました。
そんな中で私は数々の心に響く言葉や話を聴き、忘れたくないことはメモにして貯めていき、お守りのように見返していました。
その多くの出逢いと言葉において、一番心に刺さり、染み渡り、最近になってやっと飲み込めた言葉があります。
『他人は変えられない、でも自分は変えられる』
これは、私の主治医の元患者でもある、数十年のアルコール依存症から回復し、私の入院当時にはPSWとして働く人がミーティングで度々おっしゃる言葉でした。
今振り返ると私は、ずっと、家族というこの空間を変えようと、仮面を被った自分を周りの人との関係に馴染ませようと、必死にもがいていました。
家族も、仮面を被った他人のような自分も、変えられない存在なんだと、入院して気付きました。
でもこの世でたった一人だけ、変えられる人がいます。
それは、私自身。
「私の人生は私にしか生きられない。なら、自分軸で私の人生を生きたい!」
その人を見て、強く思うようになりました。
でもそう思った時、素でいられる、ありのままでいられる、私でいられる空間がないことにも気付きました。
居場所を感じられない家、気を張った学校、淡々とこなすバイト、疲れ切った顔ばかりの電車。
"居心地のいい空間がほしい"
切実な私の心の声が聴こえました。
【igokochi】は、私が私でいるために、そして私と同じように居心地のいい空間を求める人のために、ただただ居場所を作りたいと思って始めた活動です。
本当の温かい人との繋がりは、そんな居場所の中で生まれると思います。
居場所の先に、人との繋がりがあると私は思っています。
自分を変えたい、変わりたい、摂食障害と向き合いながら回復したい。でもどこにも自分の居場所がない(と感じる)。
そんな時に「あ、igokochiにいこう」と思ってもらえる居場所になればいいなと願ってます。
長くなりましたが、こんな気持ちから始め、この想いに賛同してくれた池原と本格的に動かしていくことになりました🌸
どんなふうに進んでいくのかやってみないとわからないですが、これから【igokochi】をよろしくお願いします!
igokochi