「週刊碁を隅々まで読んでみた!」
こんにちは。
IGOcompany-Uです。
囲碁をビジネスに起業して「宇佐美囲碁教室」っていう教室を運営したり、様々な場所で講義をして、囲碁でご飯を食べています。
先日、名古屋に出張に行きましたってnoteを書きましたが、
最終日に寄った中部総本部で、実に久しぶりに「週刊碁」を購入してみたので、その感想というか、どんなことが書いてあるのかを載せてみたいと思います(普段はサロンに置いてあるので、ちょこっと読んでます)。
売っているコンビニも稀だし、最近は駅のホームでもなかなか買えないので意外と読んだことのない人もいるんじゃないでしょうか??
ちなみに、定価は330円。年間購読だと16,000円で楽天で販売しています。
月にすると1333円。送料込みの値段なので、それで郵送で手元に届くんなら結構良い商品だと思います。
前も書きましたけど、こういう新聞の引用は、
「名人戦第7局で芝野虎丸先生が白番で勝ちました、僕はこの手がこうだと思いました」みたいに、事実の羅列と、自分の意見を書くのは良いらしいです(まるまる引用はNG)。
ではでは、
2022年12月5日号の「週刊碁」に何が載っていたのかを書いてみます。
1面 芝野虎丸名人が山下九段に勝ち、一力遼棋聖への挑戦者に!
井山先生のいない若手同士の棋聖戦が始まります!
2面 本因坊戦リーグの結果 手合い予定 昇段棋士など
3面 十段戦などの棋戦情報 新入団の3名の紹介、手合い成績
宇城はやひろ先生の4コマ漫画「ゆるみちゃん」掲載されています。
4面~5面 中国乙級リーグの結果、日本チームは16チーム中14位で降格
6面 ネット碁「幽玄の間」の広告
7面 上達ハイウェイ 問題と解答
8面 中国の棋戦ニュース、韓国の棋戦ニュース
9面 孫喆先生の連載「感性に聞け!!」、日本棋院100周年連載39
僕は100周年連載が結構好きですね。
10面~11面 「群遊2022囲碁オールスター団体戦」の特集
12面 関西囲碁オープントーナメントの広告
13面 上野愛咲美先生の連載「ハンマーワールド」
14面 連載囲碁小説
15面 NHK杯の解説 第一感の手筋
16面 布石の問題「べスポジを探せ」 鶴山先生と林先生の連載
両先生のこの連載は好きだし、凄い面白いんですが、べつに四字熟語にあてはめなくてもいいんじゃないかと思いました。
17面 アマチュア囲碁界の記事 赤旗名人戦全国大会や全日本学生十傑戦
18面 趙治勲先生の本の広告
19面~20面 王冠戦 伊田先生VS六浦先生 伊田先生の7連覇!
といった内容になっています。今更ながら思ったんですけど、アマチュアの枠は17面だけなんですね。
毎週購読して、棋譜を並べるだけでも良いような気もします。
読んでいれば、ちょっとずつでも棋力は向上しそうな気もしますが、何か読んでいてモヤモヤした感情が出たりもしました。言語化難しいですけど。。。
ほら、AKB新聞とかあるじゃないですか(読んだことないですけど)、こういうのはファンを増やす、満足してもらうって目的がハッキリしているワケで、そういうのと比較すると、色々考えさせられるなぁと。
なんて言うんですかね、僕の好きなとある競技のプレイヤーが「成果が出てないんなら昨年と同じアプローチをするのは狂気の沙汰だ」みたいな事を言ってたんですが、似たような事を感じたと言いますか…(部外者が、ツラツラと書いているだけなので、聞き流してください)。
結構、囲碁界にとって「週刊碁」って重要だと思うんですよね。メディアのチカラって大事じゃないですか。何か、上手い事、皆が読むようになると良いなと思ったりもしました。
今日はそんな「週刊碁を隅々まで読んでみた!」ってnoteでした。
ではでは、今日はこれから大学の囲碁部のコーチに行ってきます!
少しでも有意義な指導をしてきたいです。
それから、最後に、ちょっとだけ宣伝で、
明日、12月3日(土)は田尻悠人五段の指導碁会がございます!
皆様のお越しをお待ちしております!