「価値を提供、今日の蛤は重い、月曜日の指導碁会、田尻悠人五段」
こんにちは。
IGOcompany-Uです。
囲碁をビジネスに起業して「宇佐美囲碁教室」っていう教室を運営したり、フリーランスのライターとしても活動しています。
毎日note、どうにか続いていますね。
「Twitter」や「Instagram」も更新しているので良かったらご覧ください。
昨日は、囲碁のお客さんに誘われて、珍しくバスケットボールをしたり。
ちなみに、
今はありがたい事に、好きなことでご飯が食べれているので、
このnoteでは、今までの経験から得た知識や情報、「囲碁でご飯を食べたい」って思っている人への気づきやヒントなど、
ある程度の「価値」を提供出来たらなと思っています。
とは言っても、
毎日noteで毎回有意義なことが書けるはずもなく、ツラツラと拙い文章でタワイモナイことを載せたりもしていますが。。。
でも、意外と囲碁じゃないどうでもいい記事の方が読まれたりもしていますね(笑。
最近では、
の記事が、結構読まれているようです。
で、
今日は、昨日書いたnoteの中の、
「今日の蛤は重い」って話を、(囲碁界の人でも)意外と知らない人もいるようなので載せておこうと思います。
持ち時間っていう、ちょっとした囲碁の文化の経緯を感じられるんじゃないかなと。
現代の碁では、序盤に時間を使うのはモッタイナイって感覚があるんですね。
お互いに数時間あるんですが、序盤でそれを使ってしまうと、後半に追い詰められたような、勝負所で時間が取れない感じになってしまうので、
出来るだけ、序盤は簡明に(?)打ったりする傾向にあるワケです。
しかし、
昭和の頃の梶原先生と橋本先生(だったと思うんですが)との対局で、
長考派の橋本先生が、(何故か)1手目から長考に入り、梶原先生もそれに付き合ってしまって2日制の対局の1日目に9手しか進まなかったっていう出来事がありました。
ちょっとした珍事と言えるかもしれません。
「封じ手です」って言われて、梶原先生はハッとするワケです。
9手目って事は、白番でまだ4手しか打ってないって事ですからね。
囲碁はだいたい200手前後(多いとそれ以上)打ったりするワケです。お互い100手以上は打たないといけない計算ですから、4手がいかに少ないか分かると思います。
梶原先生は、困った感じで盤をにらんで、こう言いました。
「今日の蛤は重い」と。
(※囲碁の白石には、ハマグリが使われています)
どうですか?
なんとなく、昭和を感じさせる、時代の哀愁が漂う名言じゃないですか??
情緒がない人だと、いやいや、早く打てよって思うかもしれませんが(笑。
ちなみに、
それよりもっと前の江戸時代の囲碁は、時間が無制限でした。
1日で終わらず、数日後、数日後に打ち継いだ碁も多いみたいです。
帰ってから囲碁の一門で研究したって話も聞きますし、そういうのはどう対応したんでしょうかね??
現代では(昨日も書きましたけど)、AIの影響もあって、そういう風情(?)のある碁は難しくなってきました。
あっ、
結構前に書いたnoteですが、こんな記事もあります。
良かったら一読下さい。
さてさて、
話は変わって、
本日は、武蔵小杉の永代塾囲碁サロンにて、僕の「月曜日の指導碁会」があります。
いつも来てくれている方が二人とも旅行中なので、若干少なそうな感じがしています。本日17時まで開催しているので良かったら遊びに来て下さい。
そして、
もうひとつお知らせで、
今週末の土曜日、
2022年10月1日(土)15時からは、
棋士の「田尻悠人五段」による特別指導碁会もございます。
先生ご自身で棋譜をつけていただいて、お客さんにプレゼントしてくれたりしています。とても丁寧な指導をして下さる先生です。
是非ぜひ皆様のお越しをお待ちしています!!
何かご質問がありましたら、
最初に載せていた「Twitter」や「Instagram」からでも大丈夫ですし、
宇佐美囲碁教室の「公式LINE」もありますので、お気軽にお尋ねください。
(宜しければ登録よろしくお願いします)
本日も、読んで頂き、ありがとうございました!!
サポートありがとうございます。コロナの影響もあり、今囲碁界はどんどん縮小していっています。どうにかしたいと思っている方は多いと思います。まずは小さな一歩から、囲碁の本を買ったり、近くの囲碁サロンに行ってみたり、周りに囲碁を教えてみて下さい。サポートは囲碁普及に使わせて頂きます。