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【マーケ基礎】顔を出すと、責任感が生まれる。
あなたの会社・お店のDM・チラシなどに、
あなたの、もしくは従業員の顔写真は載せていますか。
載せていないなら、次回からは、ぜひ載せてください。
最近よく使われるニューズレターには、
顔写真を載せているケースがあります。
これは、ニューズレターの役割を考えれば、
理由がわかります。
会社やお店のPRを一切省いたニューズレターは、
店主の趣味の話や従業員の家族のことなどを
掲載することによって、会社・お店に
「親しみ」を持っていただくために発行しています。
「商品・サービスの説明もしないで、無駄な出費だ」
と、思われる方はいますか?
そんな方は、勉強不足という他ありません。
ニューズレターの効果については、
いろんなところで解説されていますので、
詳しくは書きませんが、「人」を紹介することで、
見た人が『安心感』を持つのです。
ニューズレターを発行しなくても、
通常のDM・チラシに「顔」を掲載することで、
お客さまは「責任の所在」を知ることができ、
安心するのです。
百貨店・スーパー・産品(産直)販売所の売り場で、
気づかれたことはありませんか。
野菜農家の方の顔写真を使ったPOPが掲げられています。
「私が作りました」というPOPです。
これを見て、「だから何なんだ」と思う人は少なく、
ほとんどの人は「こんな人が作っているのかぁ」
という思いで見て、安心し、
その野菜を買っていくのです。
どこで作っているのかもわからず、
どんな人が作っているのかも知らないものより、
顔写真ひとつでも載っているものの方が、
お客さまは信用するのです。
会社・お店も同じです。
「私が売っています」と言うことで、
お客さまの見方が違ってきます。
「顔」を出すということは、逆に言えば、
会社・お店の人にとっては、
「責任」がともなうことになります。
もちろん、モノを売る限りは、元々責任はあるのですが、
その意識の高さが変わります。
『責任感の自覚』です。
社長・店主・従業員の意識が変わると、
会社・お店も自然に変わっていくものです。
「顔」写真を載せることは、
ひとつの「戦術」に過ぎませんが、
「人」を出し、意識を変えることは『戦略』なのです。
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