【マーケ基礎】ご無沙汰コールで、カムバック!
ちょっと思い浮かべてください。
「最近、来なくなったなぁ」
というお客さまは、どのくらいいますか?
そんなお客さまに対して、
何かアクションは起こしていますか?
結構、何もしていないお店が多いのです。
お客さまは、気まぐれです。
ちょっとしたことで、
競合店に移ってしまうことが多々あります。
一度の来店で、欲しいものが無かっただけでも、
別のお店に行きます。
気づかないうちに、マズい接客をしたのかもしれません。
一定期間経っても、まったく来ない場合、
すでに他店に移っている可能性が高くなります。
何かのキッカケで他店をのぞき、気に入ったものがあり、
常連化しているかもしれません。
そんな時、「お客さまを取られてしまった!」
で、諦めてはいけません。
『ご無沙汰コ−ル』を試してみてください。
クーポンつきのDMなど、
お客さまを再び呼び寄せる行動です。
「いつもお世話になっている感謝の気持ちとして、
○○(プレゼント)をご用意しておりますので、
お出かけの際には、ぜひ、お立ち寄りください」
というDMをお送りすると、
お客さまの戻ってこられる確率は高くなります。
この方法を上手に活用しているのが、
クラブのホステスさんたちです。
しばらく来ていないお客さまには、電話をかけます。
「最近ご無沙汰ですけれど、
お身体の具合でもお悪いのですか。
○○さんに似合うネクタイを見つけたので、
プレゼントしたいのですけど……」
または
「もうすぐ○○さんのお誕生日ですわね。
ぜひ、お祝いをしたいので、
いらしていただけませんか」
こう言われて、イヤな顔をする男性はいません。
ホステスさんの「手」だとわかっていても、
つい足を運んでしまいます。
電話と気配りで、
お客さまとのつながりを確保し続けるのです。
売れっ子ホステスさんは、
お客さまの住所・電話番号はもちろん、会社の内部情報、
本人の誕生日もしっかり把握しています。
ママさんクラスになると、
奥さんや子どもの誕生日まで知っていて、
誕生日プレゼント、
入・進学祝いまで贈る人もいるほどです。
すべて、お客さまとのコミュニケーション、
信頼関係づくりにつながることです。
非常に参考になります。
しばらく、
夜のお店に通ってみるのも良いかもしれません。
そんな余裕は無い、という方は、
銀座のママが書いた本が出ていますので、
読んでみてください。