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住職の話

住職をしている知り合いがいる。数年ぶりに会う機会があったので、「仏教って目指すところは同じかもしれないのに、奈良とか鎌倉とか色んな時代で新しい教えが生まれたのってどうしてだと思いますか?」と質問してみた。

すると「認知拡大のためのマーケティングみたいなものですよ」と返ってきた。いくら良い教えだったとしても、やはり広まらないことには成り立たない。広めるためには時代に合わせた伝え方が必要となる。それが奈良や鎌倉仏教といった括りにつながっているとのことだった。

もちろんこれは、仏教をまったく知らない僕に合わせた伝え方である。情報が膨大にある現代だけでなく、いつの時代も人は伝える努力をしていたのだ。

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