erire|しずかな世界に生きる

地方在住のはたらく母。在宅勤務の事務職。 中等度難聴者。 自然、美術、朗読、こどもの福祉に興味があります。

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家事代行を頼んでみたらこころがほどけた話

育児休暇から復帰して一年 家の片付けができなかった アレルギー持ちの息子のためにも 隅々まで掃除をしたいのだが、できない 片付かないから料理も面倒に感じていた 家事代行の存在は知っていた 依頼できるところを調べて予約する、簡単にそうに思える作業すらできなかった 掃除したいけど物は多い 息子が絶え間なく散らかす 夫の帰りは毎日遅い 平日は家事を分担することは諦めていた ある日、限界を迎えた 睡眠不足も重なり仕事も集中できなかった 育児、仕事、家事すべてに行き詰まり、苦

    • この世界を信じて大丈夫だよ、と言えるように

      息子はアレルギー体質。 食物から動物、スギなどの花粉系、ハウスダストなど数々のアレルギー持ち。 今、彼はアレルギー対応の保育園に登園している。 給食は除去食、アレルギー症状が出た時のために抗ヒスタミン剤を預かってくれている。 保育士の先生、栄養士さん、調理師さん、それからいつも一緒に隣で給食やおやつを食べるクラスのアレルギーのおともだち、関わってくれる方々への感謝は尽きない。 そんな息子を持つ親としての目下の不安、 それは就学後のことだ。 特に、乳アレルギーは数値で言うと

      • わたしにできることは何

        1歳になる頃から保育園に通い始めた息子が 発達と共に周りの子と徐々に関わりを持つようになった クラスのみんなが、よちよちの赤ちゃんだったのに 一丁前にコミュニケーションをとったり、けんかしたりする姿を目にした時 「この子たちはもう社会人なんだ」と感慨深くなった そして、その姿はこの上なく愛おしくて、みんなが幸せに育っていくといいなと 心から願った ある夜、寝かしつけてからその日もぼんやりSNSを見ながらスクロールしていると、ひとつの投稿が目に止まった アフリカ大陸の貧

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