![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50033218/rectangle_large_type_2_506f8ecbaa67bb5e46104e80aa125bbd.jpg?width=1200)
キッチンの天板は何が一番いいのか?
家づくりの中でも、皆さんこだわりが色濃く出るのがキッチンです。
インスタやピンタレストでおしゃれなキッチンを見て、これにしたいというご要望も少なくありません。ですが、キッチンはデザインもさることながら、水や油が飛び散り、多少荒く使っても大丈夫なように、機能性も重要です。今回はキッチンの天板の材料について、メリットデメリットをまとめてみたいと思います。
キッチンの天板は大きくはステンレスと人造大理石の2択です。多分人造大理石を選ぶ方が多いんじゃないかなーと思います。
天板:ステンレスのメリット
ステンレスは水や熱に強く、汚れがしみこみにくい材料で、掃除も簡単です。臭いもつきにくく衛生的です。
表面の仕上げが、ヘアライン加工、バイブレーション加工、エンボス加工などの種類があり、傷が目立ちにくかったり、ピカピカに見えたりします。
人造大理石と比べると少しだけ安価です。
天板:ステンレスのデメリット
ステンレスのデメリットはもらい錆が発生してしまうことがあります。
また表面の加工によっては、傷が目立ちやすかったり、指紋がつきやすかったりします。
天板:人造大理石のメリット
人造大理石または人工大理石と言って、
人工大理石→アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材
人造大理石→天然の大理石を粉砕し、セメントや樹脂で固めた半人工素材
の二つがあります。
メリットは何と言ってもデザインです。石目調やコンクリート調など素材感のあるものが多く、キッチンらしくないおしゃれなインテリアとして計画できます。
天板:人造大理石のデメリット
人造大理石はおしゃれでデザイン性が高い反面、高価な材料なので、コストが高くなる傾向があります。そのほかにも、硬くて重いものを落とすと割れることがあったり、傷がつきやすいのです。
他にも紫外線による経年変化で表面が黄ばんできたり、色の濃いものはクレンザーなどで磨くと変色してしまったりします。
天板に限らずどんなものにも必ずメリットデメリットがあります。
材料の特性をしっかり理解して、自身の使い方やお財布に合う材料を、設計者さんと選んでいくことが大切なのです。
#デザイン
#ライフスタイル
#創作
#私の仕事
#建築
#家庭
#建築家
#マイホーム
#家づくり
#理想の家づくり
#家づくりの前に
#igarchitects