【医学部受験】親のメンタル②(実例)
一度足を踏み入れると、抜けられない地獄に陥るかもしれない恐怖と戦う医学部受験。
親としても不安の渦が心の中でぐるぐると…
受験期に母が考えていたこと
1.共通テストが終わるまで
★共通テスト、上手くいくかなぁ
★もしも失敗したら…
★本当に第一志望しか見ていないけど
それで大丈夫なんだろうか?
※なぜなら、共通テスト模試では、一度も目標達成できていなかったから笑
2.共通テストが終了後~前期試験
★緊張せずに実力が出せるかな
※宿泊を伴う受験を経験せずに
国公立前期を迎えたので…
しかも娘、結構メンタル弱め
3.前期試験終了後
★前期がダメだった場合、
本当に後期で合格できるか?
★後期もダメだったら
本当に私立他学部で本人納得するのか?
★もしも浪人することになったとして
1年間メンタルやられずに
来年に挑めるのか?
★1年後もダメだったらどうするか?
結局のところ
「もしもダメだったら」
ということばかり笑
考えても仕方のないことですが、漠然とした不安はずっと頭の片隅から離れず、一人で勝手にドキドキしていました笑
…今考えると、本人は絶対に合格するつもりで自分なりに最善を尽くして頑張っているのに、失礼な話ですね汗
受験生の母に
オススメしたいこと
同じように感じる保護者の方ばかりではないと思いますが、ずっと受験のことが頭にあって何となく落ち着かない毎日の中で、もしも不安が大きかったり、ついつい子供のことに口出しし
「余分なこと言ってしまったな」
と後で少し反省したりしてしまう方がいらっしゃいましたら…
1.何か自分が夢中になるものを探す
一種の現実逃避笑
でもかなりオススメです。
私は、10月くらいに韓流ドラマデビューしました笑
ずっと噂に聞いて気になっていた「愛の不時着」を見るためにNetflixに加入。「冬ソナ」も見たことなくまさに初めての「韓流ドラマ」
それがまた感動しすぎて…ドはまり。
もう続きが気になって…
受験どころではありません笑
2周した後、他のドラマも見始めて今だ韓流ドラマの虜です笑
ちなみに愛の不時着をご覧になった方はご存じかと思いますが、沼に落ちた私は「兄のための歌 feat.ジョンヒョク」の楽譜を購入し「娘の共通テストまでに完成させよう」と目標を決めてピアノの練習を始めました。
…共通テストまでにはちょっと間に合いませんでしたが笑
受験終了までには、上手くないけれど暗譜で弾けるようになりました!
「娘も頑張っているから私も頑張ろう~」
というものがあるのはなかなかよかったかも?と思います。とにかく「受験生の子供に注力しすぎない努力」をすると良いかと。
私は専業主婦なので、コロナの自粛と相まって割と自分の時間が多く、つい娘の受験にも気持ちが持っていかれがちでしたので、多少の気分転換というか、気休めになって良かったと思っています。(心配な気持ちを完全になくすことは難しいですが…)
お仕事されている方、もともと気分転換できる趣味をお持ちの方等、既にうまく両立されている方は、私のように感じることはないかもしれませんが…
2.本人の力を信じる
とにかく、あまり先のことを心配しすぎると胃も痛くなりますので笑
あまり過度に心配しすぎず、本人を信じてあげたらいいかな、と思います。
意外に本人は本人なりに考えてきちんと頑張っていますので
バシっと
共通テストも点数取れるし
合格も掴み取ります!
親にできるのは志望校に届くかどうか、とか、失敗した場合のことを考えて不安に思うことよりも
「絶対にこの子は上手くいくと信じる」
こと、そして
「もしもの場合は
その時の子供をそのまま受け止める
覚悟を持つ」
ということかな、と思います。
…って、その時自分はそんな風に考えることは出来ていませんでしたが笑
実はそれが理想的だったかな、と思ったので書いてみました。
受験生の皆様に伝えたいこと
なんだかんだと親はウルさかったりしますが笑
これを読んで下さっている受験生の方がいらっしゃったら、お伝えしたいのは、ただ
「親は子供の幸せを願っているのだ」
ということだけわかってほしい、ということです。
子供が悲しむ姿もできれば見たくないし、その後の人生できれば本人が納得いく形で歩んでいってほしい。それが「このままで大丈夫なのか?」と思って、つい、親は色々と余分な行動をしてしまうのだと思います。
ぜひ、大目に見てやってください笑
医学部受験は特に、難関で滑り止めも簡単に作りにくく、もしも力が及ばなかった場合、学部変更するのにも勇気が必要ですし、医学部を目指したその時から、情報収集から大学選びの決断まで、色々と心の負担も大きいと思います。
寄り添う親としても本当に疲労度大の一年ですが笑
子供と一緒にメンタルやられないよう、上手に息抜きしていい距離感を保ち、万全の体制で子供の力になってあげられるといいですよね。
医学部受験に挑む全てのご家庭を、陰ながら応援しております!