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【医学部受験】病み期の到来

受験期を振り返ってみると、10月は特に、親子ともにかなりメンタルがやられた時期だったと思います。我が家の場合、一番キツかったのは11月初め~中旬。でも、11月半ばにはなぜか吹っ切れたような感じで少し前向きになっていたような記憶があります。

秋になると、週末は毎週のように模試があり、休日が奪われます。体力的にも負担が大きい上、その自己採点や戻ってくる9月以降の模試の結果に一喜一憂…本人はもちろん、見ている親の方も落ち着かない日々だったと思います。(一年中、親子で一喜一憂していた気もします笑)

参考までに、受験期の我が家の今頃の様子を振り返って、改めて思ったことなどを少し書いてみようと思います。

病み期の親子

11月初めは生理痛治療の薬の副作用で体調不良の日が続き「頭が痛くて文字が頭に入ってこない」などと言っていて、余計に気分はどんよりな感じでした…学校の保健室から電話がきて迎えにいったり学校を休んだ日も。
塾を休んで自宅で映像授業を受けたりもしていました。
※生理痛がひどい方は、受験生になる前の治療開始をオススメします

続いた2つの冠模試の感触がイマイチだったことと、10月に受けた冠模試の判定がCだったことがきっかけで(今まで冠模試は全てAかBだった)ひどく落ち込み、悪態ついて病み発言を連発。

「今回の模試で自分がそれほど
 できないことがわかった」
「多分受からないもん~もういやだ~」
「落ちたくないし〇大にしようかな…」
「判定悪かったら12月の面談で
 志望校変えろって言われるかも~
 嫌だ~」

そんな感じでグタグタと弱音を吐いているの聞き、私も最初は元気づけようと色々言ったりしていましたが、回数重なるとこちらもだんだん面倒くさくなってきて笑(ダメ親)、キレ気味にさらに気分を下げるようなことや追い込むようなことを言い放ち喧嘩気味になっていました…

当時自分が言い放った言葉
(記録してる自分もどうかと思う笑)

母の言葉(悪い例)

①今の様子見ていたら第一志望はオススメしたくない。ダメだった時もう私はダメだから死にたいとか言い出しそうだし!

②医学部受験なんてみんな極限のところで頑張っているんだから~「受からないかも」なんて思っている人はもう無理でしょ。
『絶対受かるんだ』って思い続けた人だけが格でるんじゃないの?心で負けたらもう負けなんだよ!

…自分で言うのも何ですが、内容的には間違ったことは言っていないと思います。
でも「言い方」笑

落ち込んでいることを責めたり、頑張っている人に「もっと頑張れ」と追い込むようなことを言っても仕方ない!

反省して
「本当はこう言うべきだったかな?」
と、今さらながら、改めて言い方を考えてみました笑

母が言うべき言葉(良い例)

①不安だったら第一志望を変えてもいいんじゃない?
でも挑戦したいんだったら、もしうまくいかなくてもそれで人生終わるわけではないし、その時にどうするか考えればいいのでは?

②今まで頑張ってきたんだから、気持ちで負けなければきっと合格できると思うよ!

という感じ?笑
不安を煽っても仕方ないので「どんな結果になろうとも何とかなる、もしもの場合は一緒に受け止めて、その後を考えよう」と、とにかく「大丈夫だよ!」という気持ちを伝えて、少しでも不安を取り除き、応援すべきだったのかなと思います。

自分に負けないことが大事

模試結果が返却された時、周りの優秀なお友達が「A判定でた~」などと言っているのを聞き「いいな~みんなできるから」と思って悲しくなったということも言っていました。

この時期落ち込みの主な原因は、結果が思うように出ない場合の
「自信の喪失」
「このままのやり方で大丈夫なのかな?
 という不安」
ではないかなと思いますが、
多かれ少なかれ、どの受験生もきっと同じような思いと戦いながら受験生として時間を過ごしているのだろうと思います。

ここはグッと踏ん張って
「自分に負けないこと」
が一番重要なのではないかと。

もしも現在、模試で良い判定が出ていたとしても、本番で必ず結果を出せるという保証はありませんし、判定が悪くても明日本番があるわけではありません笑

「あと〇日しかない」
と焦るよりも
「まだ〇日ある」
と前向きにとらえて、その時間でできることを頑張ってけばきっと良い結果に結び付くのではないかと思います。

辛い時には我慢せずに吐き出したりしてもいいと思います。家族やお友達、色々な人の力も借りて、上手に気分転換しながら頑張っていけるといいですよね。
受験生の皆様、応援しています。



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