やるもやらぬも自分自身〜試験結果から学ぶ自分の在り方〜
私の担当しているクラスの試験結果を返却しました。
彼らがどう感じているかは分かりませんが、私は内心悔しさを感じました。
正直言うと私は、高校文系クラスの物理基礎の試験であれば、誰もがその気になれば、満点に近い高得点を取れると思っているからです。
それは、教員目線だからとか生徒の気持ちを分かっていないと言う言葉もあるかもしれません。でも彼らにも分かって欲しい。私のこの授業に対する気持ちを。
自分の点数と向き合う
今日返された試験の点数を見て、その点数に対する自分自身の勉強の姿勢にに点数をつけてみましょう。何点になりますか??
その姿勢が満点であれば、特に何も言うことはありません。
でも「もっとあそこで、勉強していれば」、「もっと集中していれば」が少しでもあるのであって、理想の点数とかけ離れているのであれば、想いや気持ちが足りません。
一度リフレッシュしましょう。
なぜいい点数が取りたいのか、いい成績をなぜ取りたいのか、なぜ指定校推薦なのか、なぜ大学なのか、、、。
目を瞑り、今度は試験勉強をしている日や授業中など物理基礎を学んでいる日に戻りましょう。
そうして、自分の行動を正してあげてください。そして、そのまま期末試験まで意識を持っていきましょう。
試験後のあなたはどんな顔をしていますか?試験に対する姿勢はどうでしたか?
強く自分の理想をイメージしてください。
間違いなく最強最高最幸の学び
私がみなさんに提供している学びは、間違いなく最強最高最幸の学びです。これは断言できます。大学の研究機関の最前線で研究をしているとまでは言いませんが、全国各地の小中高大の教員、文部科学省、教育委員会の話を総括して、そう私が判断しているからです。
これ以上のものがあれば、逆に見てみたい笑!
しかし、それもこの状況を使い倒せばの話です。なぜならこの学び方には、弱点があるからです。
それは、学習者がやったつもりになりやすい点です。
例えばこの動画を見てください。
分かりましたか?
では再度、この動画の内容を自分の口で説明してみてください。
、、、
多くの人が動画の3割も説明できていないのではないでしょうか?
それでも、これが明日になればどうですか?1週間後になれば?
おそらくこの動画を見たその印象すらも思い出せないかどうかというくらい怪しいものになっているのではないでしょうか。
だから、動画を見た後にはすぐに何も見ずに解くのが大事なんです。そうして初めて自分の血肉になっていきます。
そして最後に習慣化です。
授業でも言っている解き方を習慣化してください。
これはもう、地道に続けるしか方法はありません。
いい習慣はすぐにはつきません。悪い習慣はすぐに広まり価値も下がります。
例えば、この授業でも使っている解説動画。試験勉強に使える!って理由で他クラスにも広まっていったとしましょう。しかし、他クラスではその動画の活用の仕方は知り得ません。動画だけがすぐに広まり、さもこの動画を見れば点数が上がるように錯覚してしまう人が続出します。
しかし、この動画の真の活用法を知っている人は、動画を見る→動画を見ずに問題を解く→時間が経ってから、また動画を見ずに解く→人に教えると言うプロセスをたどります。そうして、習得していくのです。
動画を見れば、理解はするでしょう。しかし、実践はできません。
問題は”できるできない”にありません。”やるかやらないか”です。やれば、取れる。自分がこの試験や高校生活を通してどうなりたいのか、そこまで見据えた上で、授業と向き合っていってみてください。
私は本気です。みなさんの人生をより良くすることしか考えていません。
次の試験からまた頑張りましょう!!