本当の自信は行動して身につく(63日目)
ICT端末が各学校に整備され始め、授業の中での活用も広まっています。
しかし、一方でICTを苦手としている教員も多くいるので、まだまだ全校完全導入には至っていないところもあります。
そんな中、夏休みの終わりごろに全教職員が集まっての夏期研修会があります。
そこで、各教科から代表者がICTの活用事例を紹介することになりました。
誰がやるべきか
私の教科(理科)では、教科主任が各先生の小さな実践をまとめて報告する方向となりました。
個人的には、科目の中でもICTを苦手としている教員が、試行錯誤しながらもチャレンジしている姿を見せた方がいいと思います。
ICTを毛嫌いしたり、苦手としている先生が挑戦している姿を見せることで、同じく苦手な先生たちの励みになるからです。
しかし、それはICTを得意とする私のエゴなんでしょうか。
その苦手な先生からすれば、自信のないものを大人数へ発信しなければならないので、とてもハードルの高いことになるでしょう。
誰でも最初は初心者
しかし、誰でもなんでも最初は初心者です。
最初からなんでもすべてできてしまうことは、よっぽどの天才でない限りはありえません。
だから、なんでも少しずつできることを失敗をしながら増やしていくことで、できるようになっていくのです。
ICTを利用した授業も同じです。
誰でも最初から、ICTをバリバリに利用した授業ができるわけではありません。
最初はICTを使うことに翻弄され、目の前の生徒に目を向けられず、ただスライドを作ることに尽力していました。
スライドに無駄な情報を載せすぎて、生徒を困惑させたり、逆に板書以上に時間のかかるようなアニメーションを入れたりと、たくさんの失敗を繰り返しました。
その中で、少しずつICTとの付き合い方や効果的な使い方を学んでいったのです。
その過程こそが価値のあるものになったのではないかなと今では感じています。
私がやるんかい(笑)
最終的に教科主任から私に回ってきました(笑)。
まぁ、何となくそんな気はしていましたが、内心「結局、私がやるんかい!」のツッコミですよね。
でも、まぁいいです。私がやるなら私がやるでいいアイデアを思いついてあるからです。
これまでは、自分の輝かしい実践というか、自信のある者しかOutputしていませんでした。
しかし、実は私にもICTを使っていた時期から一転して、「授業力磨けば、ICTなんかいらないじゃん。」という時期がありました。
そこに焦点を当てて、なぜ今では再度ICTがそこまで必要に感じているのか、という部分に着目してお話ししたいと思います。
それも、ここにまとめながら整理していきますので、どうぞよろしくお願いします。
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