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『ロードオブザリング』誘惑に打ち勝つは? vol.479
不朽の名作ロードオブザリングを見ました。
ハリーポッターなどとも比較されるこの映画。
確かに登場人物は似すぎでした笑。
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ホビット族が平和に暮らすホビット庄の青年フロド・バギンズは、111歳の誕生日を機に旅立つ養父ビルボが残していった、ひとつの指輪を手に入れる。しかし、その指輪こそ、かつて冥王サウロンが作り出した、世界を滅ぼす魔力を秘めた禁断の指輪だった。遥か昔に肉体を滅ぼされたサウロンは、指輪に封じ込めた力を解放し、再び中つ国を支配しようと徐々に魔力を強め、世界には暗雲が漂っていた。指輪を破壊するには、遥か彼方にある滅びの山の火口に投げ捨てるしかなく、フロドは人間やエルフ、ドワーフの各種族から集まった旅の仲間とともに幾多の危険が待ち受ける旅に出る。
冒険、挑戦、不安、葛藤、、、いろいろな要素が詰まっているファンタジー映画。
1つの物語として面白く見させてもらいましたが、この中に感じるものは何があったのか。
それを考えていきます。
何を選ぶのか?
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目の前に破滅へと導く何かがあった時、あなたはそれにしっかりと打ち勝てますでしょうか?
それだけ聞けば、当然打ち勝てるという人がほとんどかと思いますが、もしその先に計り知れない力があったらどうでしょう。
作中では背景的に力というものが、絶対的権力として描かれていました。
では、これを現代に置き換えると?
権力、お金、地位といったものになるでしょう。
これらも自律心を持って手にすれば特に問題はないのでしょうが、多くの場合、目先の欲望に取り憑かれてしまい、自制が効かなくなってしまいます。
そんな選択を迫られた時に、自分だったら何を選べるのか。
考えてみるきっかけになります。
闇堕ちしてしまったガンダルフの友サウロンでさえも、自らより強大なものには立ちむかうなどせずに、自分の信念を捨て権力を手にする役を選びました。
欲望に囚われないためには、自分の信念を追求するのも大切です。
しかし、自分が追い込まれた状況に陥った時に同じ判断ができるのかどうか。
そこも分かれ目になるでしょう。
与えられた重責を担うは
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主人公のフロド。
一緒にお供としてついてきたホビットも3名いましたが、このホビットたちいつもおっちょこちょいなミスを引き起こします。
ある時は、隠していた名前を周りに話してしまい、火を起こして敵に場所を教えてしまったり、静かにしなければならない炭鉱で大きな音を出してしまったり。
そしてその都度命の危険にさらされています。
それでもフロドは不思議なことに彼らを見捨てません。
これは、彼に与えられた使命がそうしているのか、それともただ単純に友達だからなのか。
少し疑問を感じた点でもありました。
つらい目に遭うと皆そう思うが…どうにもならん。それより大切なのは、自分がいま何をすべきか考えることじゃ。
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ガンダルフの言葉。
私たちはどうしても目の前に辛い現実があると、そこを避けようとしてしまいます。
しかし、実はその山を越えたさきにこそ、自分にとって必要な大事にしなければならないものが待っているのです。
この冒険では幾度となくそれを感じる場面がありました。
自分がいま何をすべきなのかは自ずと見えてくるはずです。
時にはそれがわからず、迷ってしまう時もあります。
それを支えてくれるのが仲間の存在であり、自分の過去。
一つの壮大な冒険と自分の人生を重ねて見てみると、より深みが増していきます。