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教員は世間知らず?それ以上に問題は根深かった衝撃の事実

私の学校では、科学教育を推進している部署があります。

しかし、その活動は先進的なものも多く、科学教育にかかわらず多岐にわたって多くの仕事を担っています。

今日はその部署を作り上げた先生と、30分ほど自分の想いなども含めてお話をする機会がありました。

進まない学校改革

疲れたサラリーマン

おそらく時代の流れを理解し、どうにか学校を良くしたいと思っている多くの先生が、頭を悩ませている部分だと思います。

良くしたいと思っても、さまざまなことが弊害として現れ、その流れを邪魔します。

教員の業務量、前例主義、馴れ合い、、、。あまりマイナスなイメージばかりを考えたくありませんが、挙げればキリがありません。

でも、その根底にあるのはやはり業務量かもしれませんが、教員のマインドにも大きな問題があると私は考えています。

現場で働くほとんどの先生は変化を嫌います

先生たちにとっては仕事を早くこなすのが、1番の仕事になっているからです。

確かに、仕事を早くこなして自分の時間を確保することは、人生を豊かにする上でも非常に重要な観点だと思います。

しかし、そこに生徒や先生の想いは含まれているのでしょうか、、、。

教員は世間知らず

話し合い

教員は世間知らずとよく言われます。

教員の職場は企業などとは大きく異なり、一般的な社会人から見れば、目を疑うようなこともたくさんあります。

しかし、本当に問題はそこだけなのでしょうか?

十数年前までは、「社会とは少し異なる世界だよね」で済んだかもしれませんが、今はSNSなどのマイクロメディアの到来により、誰でも簡単に欲しい情報が手に入るようになっているのです。

つまり、手に入る情報を自分で選び、必要と思える知識はいつでも手にすることができる今、「知りません」や「わかりません」が通用しない世界になってきているのです。

”GGRKS(ググレカス)”と言う言葉が囁かれるように、知らないことはすぐ手元で見つかります。

そんな便利な世界になった今でも、学校という空間は閉鎖的な異質な場で、旧来の形を維持しようとし続けているのです。

それはもう、「学校が周りの情報が入らないから」と言う理由では説明できず、「先生が周りの情報を収集しないから」と言う個人の問題になってきているのです。

なぜ、収集しないのか。それは、これまで収集しなくても平気だったからと言う教員にこびりついた、クソのようなマインドのせいなのです。

しかしこれは、一教員が悪いわけではなく、社会全体で作り上げてしまったいわば日本の文化とも言えるでしょう。

学校の未来

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では、私たち一教員はどうしていく必要があるのでしょうか。

私はその解決法を知っています。

それはとことん自分と向き合い、なぜ教員になったのかを考えることにあります。

教員という職業をなんとなくで選ぶ人はだんだんと減ってきています。

それは、先ほどにもあげました通り、教職がブラックで社会とは逸脱した監獄のような世界だからです。

しかし、そのような世界だと分かっていながらも、教職を選ぶことができるだけの高学歴なのに、先生になりたいと言う人は一定数います。

そこには明らかにこれまで教職を選んできた人とは異なる、想いや信念、マインドがあるからです。

学校はそんな強い気持ちを無視して、このままの形を継続して良いのでしょうか。

そう言う先生も1年2年、、、と、月日が経つことに忙殺され、まさに字の如く心を亡くし、量産型Teacherへと成り下がります。

私はそんな未来は見たくもありません。絶対におかしいですし、丸ごとひっくり返してやりたいと思っています。

だからこそ、自分が学び続け、そして自己肯定感Maxの状態でやりたいことをやり、最高に教職は素晴らしいと、胸を張って言い続けます。

心の底からです。

そうして、その思いのもとに集まってきてくれた先生たちへとさらに伝染させ、悪の根源を断ち切ります。悪とは言い過ぎかもしれませんが、悪い気は少なからずそこから発生していると思っています。

それが、新米教師を卒業して、今の教育を社会構造から俯瞰してみた、私の今の教育に対する想いです。

正直、今は、中年以上の害悪教員と向き合い、その先生方の幸せを創り出すことに注力する気はありません。キツくひどいかもしれませんが、芋洗の猿のように、絶滅してしまう種もいることは致し方ないと思っています。

しかし、こんな身勝手な私でも、そっと見守り暖かく支えてくださっている先生がたくさんいることもわかっています。

そんな長老のような先生方には絶対に恩返ししたいと思っていますし、今、エネルギーのある自分が、失敗しながらも最大限動き続けて、その姿勢を見せていくことが、感謝の現れにもつながると思っています。

私のせいでたくさんの気疲れをされているかもしれませんが、そんな私ですらその先生方は支えてくれると、私は肌で感じています。

だから、とにかく好き勝手やり続け、その想いに答えていくのが自分の使命です。

教育から学校を、日本を、世界を良くしていく

この志を根底におき、精進していきます。

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