さぁ、褒め返しのチャンスです!
前回の記事では、ツッコミと褒め返しについてまとめました。
この記事では、褒め返しの具体的なテクニックとスキルを実際の会話の中で使った例を紹介していきます。
テクニック&スキル
➀身の回りも褒める
➁ユーモア&テンポ
➂褒め返し
➃人脈を広げる
➄自分の紹介につなげる
例えば、Aさんに「〇〇さんって元気ですよね~」と褒められたときについて考えていきましょう。
身の回りも褒める
Aさん:「〇〇さんって元気ですよね~」
「私の両親も元気なんですよ~。」とか、「友人もいつも元気なんです~。」と返答するとどうでしょうか?
あ、この人の周りにはいつもそんな人が集まっているんだなと、その人間関係や人柄を感じることができます。
ユーモア&テンポ
Aさん:「〇〇さんって元気ですよね~」
「はい、元気あり余っています!!」と答えると、なんだかおもしろそうな人だなーとか、興味がわきませんか?
その他にも、「よく言われます~(笑)」とか、「私の〇〇も褒めてくださいよ~」とか、「Aさん見る目ありますね~」なども面白いですね。
その場の空気も楽しくなって、一石二鳥です。
褒め返し
Aさん:「〇〇さんって元気ですよね~」
いつもの返答「ありがとうございます。」に追加して、「Aさんからいつもエネルギーもらっていますから!」と、褒められた分だけ、相手をほめ返してみてください。
照れくさくも相手が喜んでくれること間違いありません。
他にも、「Aさんをいつも参考にしています!」とか、「Aさんのように元気な人に言われると嬉しいです」などの表現もあります。
そして、次に示すのは上級テクニックです。
人脈を広げる
Aさん:「〇〇さんって元気ですよね~」
ここまでの褒め返しに、一言、自分のつながりたい人物名を出してみましょう。
例えば、「Aさんをいつも参考にしています!Bさんによろしくお伝えください。」の一言を加えるとそこから、人脈が広がっていきます。
1対1のコミュニケーションから、数珠のようにつながっていくのです。
自分の紹介につなげる
シリコンバレーなどでは、売れっ子の社長さんへ自社の製品を紹介したりする際に、その社長さんが車から出て、社長室までの間でプレゼンをするエレベーターピッチと言われるものがあります。
そのたったの5分間で、自社の製品を爆発的ヒットへと導けるかどうかが決まるのです。
そんな、大事な5分間を故意的に作れるとしたらどうでしょうか?
Aさん:「〇〇さんって元気ですよね~」
相手から褒められた後に、自分の話を少し取り入れて見ましょう。
「ありがとうございます。実は~~を始めてから良くなったんですよ~」
どうでしょうか、一気に相手の興味が~~の部分に傾きませんか?
このように、自然と自分の話をしていく流れにできるのです。
どんな時でも自己肯定感MAX
こんなに素晴らしい褒め返しなのに、なかなか使っている人が少ないのは不思議ではありませんか?
褒め返しや褒めることが苦手な人の根底にあるのは、自分への厳しさです。
「こんなことで褒めてもらって」という意識が、褒めるという行動にストップをかけてしまっているのです。
できた自分も最高。できない自分も最高。
褒める、褒められる、褒め返すができるようになるためにはまず、自己承認をもっていく必要がありますね。
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