『クラウドアトラス』時代の中には運命の片鱗が vol.672
ずっと予告やショート動画で気になっていた映画『クラウドアトラス』を見ました。
時代が異なる中でも、どこかでつながりが確認できる神秘を感じる話。
ただのSF映画かと思いきや、意外とそうでもないのかもしれない。
登場人物が多いかと思いきや、実は重ねてみるとそんなに多いわけではない。
そんなこの映画を観ての感想を書いていきます。
革命の種はいつもどこかに
この映画の中には共通して革命や異端児、時代に反する思想を貫き通そうとする者たちの姿勢が描かれています。
それは、その時代からしてみれば非常に異端児であり、疎まれるべき存在なのかもしれません。
確かにマジョリティーからすればそういった波乱因子はなくしておきたいもの。
それにない方がないでいいのではないかとも思ってしまいます。
要は、誰もが何も考えずに今まで通りを実践できるからです。
正しいと思うことを正しいと思っていない人がたくさんいる中で正しいと主張し続けられるのは、正しいことなのかもしれませんが、とても難しいことなのです。
セットメニューをいただきます。
単純に映画を観て感じたのは、何でもかんでも詰め込んでいるな~という印象。
ありとあらゆる映画のジャンルが詰め込まれているのに、テーマは何となく統一している。
そして、何となく人のつながりも見えてくる。
そんな不思議な感覚を感じました。
さまざまな時代の中で生きる人物たち。
これを考えると自分自身も何かの輪廻の中にいて、この行動一つ一つがどこかとつながっているのかも。
そんなことを考えました。
遠い未来、人類を考える
時代のつながりの中での自分というものを深く考えさせられる映画でした。
こんな風になっていくみらいも一つの物語として十分あり得るのでしょう。
では、私たちの未来はどうなのか。
こんな風にすべてを全自動化され、AIとの主従関係の中で生きていくのでしょうか。
それとも私たちの過去にはこのような時代はあったのでしょうか。
世界には数々の謎がまだたくさんあります。
そんなところに思いを馳せながらも、今を生きるということを時の流れの中で考えてみました。
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