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57 質問

誰も全ての回答を持っているわけではありません。
しかし、良い質問をする人は、私の興味を引きます。

アルバート・アインシュタインがかつて述べたことには、
「大事なのは探究を止めないことだ」
ということです。

彼の言葉は私が大変重要だと思うこと、
「あなたが既に有している答えはそれ程重要では無く、寧ろ、
 自分の人生の方向性を決定する様なあなたが尋ねる質問の質が重要なのです。」
ということを強調しています。

例えば、災難に見舞われる際、あなたはどの様な類の質問をしますか。
「何故私なの?」、或は「こういうことになってしまった意味は何なの?」の様な質問ですか。
それとも、「他人を助ける為に、また学び成長する為にこの災難をどう使うことが出来るか?」
の様な質問をするでしょうか。

あなたは自分の子供達にどの様な類の質問をしますか。
「何が起こったの?」、
「何故あなたはそんなに愚かなの、怠け者なの(或はその様な意味の言葉)?」
の様な質問ですか。
それとも、「あなたは何がしたいの?」または、
「あなたの先生にあなたがどれ程賢いか示すのにはどうする?」
の様な質問をしますか。

あなたの人間関係に於いては、あなたは「はい」或は「いいえ」で答えられる様な質問をしますか、
或は、人に自分自身について沢山喋ることを促す様な、開かれた質問をしますか。

そして、自分自身に対してはどの様な類の質問をしますか。
あなたは、「どうやって一日をのりきるか?」と尋ねますか。
それとも、「今日をどうやって本当に有意義にするか?」と尋ねますか。

あなたは、自分の可能性を探索する、「もし、~だったら」という質問をしますか。
自分の人生の目的について考えることを促す様な質問をするのはどうでしょう、
そして自分が行っているものに対して理由付けする様な質問はどうでしょう。

あなたがする質問の質を変え、意識を集中する先を変えるのです。
意識を集中する先を変え、あなたが手に入れる結果を変えるのです。

さぁ、やってみましょう。

ルー・タイス

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